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野外音楽フェスの画出し・収録業務にCAとして参加~リモートカメラによる撮影をサポート

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の西川です。

今年は各地で大きな音楽フェスが動き出しました。先日野外音楽フェスの画出しと収録業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加しました。ぜひ過去の音楽フェス関連の記事も合わせてご覧下さい。

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リモートカメラが数多く使用された現場

今回私が参加した音楽フェスでは、リモートカメラが多く使用されていました。音楽フェス自体の入場者数など制限が多くある影響で、予算が限られてしまっているのかなとも思いつつも、計6日間参加した現場では、普段あまり触れないリモートカメラに多く触れることがありましたので、その特徴についてご紹介します。

今回リモートカメラとして使用したのは、4Kポブカム(AG-UMR20)や、AW-UE70というカメラです。4Kポブカムの方は、レコーダーの部分からズーム操作が可能なカメラです。AW-UE70の方は、カメラとリモコンをLANケーブルで繋ぐことで中継車などからズーム操作やパンチルト操作もできるカメラです。

関連サイト:4Kインテグレーテッドカメラ「AW-UE70W/K」 / 業務用ポータブルレコーダーシステム「AG-UMR20」

リモートカメラの利点

リモートカメラの利点は、言わずもがな無人での撮影が可能なところです。音楽のステージであれば、有人ではカメラマンが他カメラに見切れてしまう、ドラムやキーボードの横に配置して、それぞれの演奏者を撮影することが可能になります。今回は、ポブカムの方にもパンチルト操作が可能なモーターを取り付けて使用していました。また、カメラマンがそれぞれのカメラをリモートで操作するベースを1箇所にまとめることで、人件費の削減にも繋がると感じました。

リモートカメラの欠点

欠点は、「リモートである」というところです。リモートであるが故に、操作するカメラマンはカメラから送られてくる映像を元に撮影をするしかなく、突発的な事象が画角の外で起こった場合、直感的に撮りに行くということが難しくなります。

また、直接パン棒やズームリングを操作する訳ではないので、どうしてもカメラワークが機械的になってしまいます。ただ、カメラマンによってはリモートであるということを感じさせないくらい、見事なリモートカメラさばきをしておられる方がいて驚きました。普段のライブ現場とは違う点もあり、大変勉強になりました。これからまだまだ音楽フェスのような大規模なイベントも増えてくると思うので、楽しみです。

弊社はライブコンサートやスポーツ大会等、各種イベントなどの撮影・収録・中継・画出しの他、TV番組の撮影、ENGロケ、映像編集、PV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。 まずは、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。 

株式会社 撮れ高 (03-6274-8982)

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