制作日記

映像技術解説~演出を手伝う編集方法その①:カットバック・クロスカット・フラッシュバックについて

こんにちは、撮れ高 映像部スタッフの宮坂です!

これまでに、撮影における演出を助ける撮影方法について3つご紹介しましたが、今回は編集技法について紹介していきます!

関連記事①:映像技術解説~演出を手伝う撮影方法その①:長回しとタイムライプスについて

関連記事②:映像技術解説~演出を手伝う撮影方法その②:POVショットとバレットタイムについて

関連記事③:映像技術解説~演出を手伝う撮影方法その③:プルフォーカスとアウトフォーカスについて

カットバックについて

まずは「カットバック」です。カットバックとは、2つ以上の場所で同時に起きている事象について、それぞれのカットを交互に繋ぐことにより、臨場感や緊張感などの演出をする方法です。

ドラマなどでは、ショッピングモールなどに仕掛けられた時限爆弾を”解除しようとする爆弾処理班”と、”爆弾の存在を知り逃げ惑う客”、”出口でパニックを抑えようとする警官”などを同時に描くことで、爆弾処理班のカットだけで解除してしまうより、緊張感や臨場感がでますよね。似たような繋げ方で「クロスカット」があります。

クロスカットについて

クロスカットとは2つ以上の場所での同時間帯の出来事を交互につなげる編集方法です。カットバックとの違いは、「カットバック」は時間の流れに逆らわず色々な場面を見せるのに対し、クロスカットは少し戻りながらなど、時間も操って複数の事象を見せます。分かりやすく言うと「一方その頃ー」というやつです。笑笑

例えば宇宙船などが地球に攻めてくるような映画で、各国に宇宙船が同時に攻撃するようなシーンで、日本の被害や対応を描いたシーンの後に、時間を戻してアメリカ、また戻してロシア、などという風に見せるのはクロスカットになります。

「時間に連続性があるかないか」がクロスカットとカットバックの絶対的な違いと言えそうですね! 「時間を戻す」という点では「フラッシュバック」が1番有名なのではないでしょうか?

フラッシュバックについて

皆さんの日頃の会話の中でも出てくる言葉ですよね。もともと”フラッシュバック”は演出技法で、ミステリーやサスペンス、刑事モノのドラマには99%使われると思います。

刑事モノで大事な伏線は、大抵視聴者にも見せています。でないとミステリーの面白さは出てきませんからね…。そして後々犯人を突き止めるシーンで、探偵や警部が思い出す。と言うような使い方が最もポピュラーなんじゃないでしょうか。よく見ますよね!

次回も引き続き編集技法について紹介します!

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