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番組観覧のお客さんが入る演芸場「東洋館」での番組収録にCAとして参加~「簡易サブ」を組んで撮影

みなさん、こんにちは。撮れ高映像スタッフの竹内です。

先日、浅草にある演芸場「東洋館」での番組収録にCA(カメラアシスタント)として参加させていただいたので、今回はその現場での業務と学んだことについてご紹介いたします。

仕込み(撮影準備)では、会場の後ろにラックを使って簡易サブを組んだり、カメラ5台を全て会場の後ろのセンターにセッティングしました。仕込みをする時間が短く、バタバタとしていましたが、トラブル無く出来ました。

ただし、番組観覧に来るお客さんが入るにも関わらず、仕込んだケーブルが少しごちゃごちゃしていたので、次回はもっと効率よく綺麗に仕込みたいと思いました。

簡易サブとは?

ちなみに「簡易サブ」というのは、 スタジオのサブコントロールルームのような環境をミニマムに構築した、簡易システムの呼称です。PC用の22インチくらいのモニターを3台くらい置き、そのうちの一つのモニターを8分割などにして全てのカメラの映像を繋ぎ、収録しながら生スイッチングしたり、ミキサー卓や小さめのスピーカーから音を出したりなどの作業を可能にします。

カメラは計5台でスイッチャーで切り替えて撮影

撮影に使用したカメラはシステムカメラ4台とENGカメラ1台で、SW(スイッチャー)で切り替えて収録していました。システムカメラの4台はカメラマンが着いていましたが、ENGカメラは引きで固定のため無人でした。

何故、全てENGカメラにしないのか、1台だけENGカメラなのかということを疑問に感じカメラマンに尋ねたところ、カメラマンがリターン(送り返し)を見るためにはシステムカメラではなければいけないということでした。カメラマンが着かない引き固定のカメラには、リターンの必要がないので1台のみENGカメラになったそうです。

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そもそもENG(electronic news gathering)とは、直訳すると電子的ニュース取材で、番組素材となる映像・音声を取材するシステムのことです。ENGカメラは主に、ロケなどの撮影に用いられることが多く、カメラにメディアを入れてカメラ内の設定や、撮影中のアイリス(レンズの絞り)などの操作を全てカメラマンが行います。

今回の番組収録は、本番中は動くことは無かったのですが、仕込みの時間が限られていることはもちろん、お客さんが入るということを考えて、仕込まなければいけないということが分かりました。様々な現場で、それぞれやり方は違いますが、アシスタントとして気遣い気配りを忘れず効率よくこれからも仕事をしていきたいと思いました。