制作日記

映像技術解説~番組収録やライブの撮影現場で使われる三脚・ドリーについて

こんにちは!撮れ高 映像部の木下です。

・収録の現場に行くとまず機材やケーブルのセッティングをします。機材には種類があるので初めはとにかく覚えるのが大変です。その中でカメラが重要なのはもちろんですが、安定した映像を撮るためには三脚の存在を忘れてはいけません。三脚にも種類があり、現場や役割によって使い分けられています。 今回は番組収録やライブの現場でよく使われている三脚について書かせて頂きます。

①三脚とは…?

カメラ・望遠鏡・カンバスなどを支えるための、三本の脚を持つ台のことです。

ここが「三脚本体」または「脚部」と呼ばれて、3~4段階で伸縮出来長さの調整ができます。三脚とカメラの間にあるパーツで重要なのが「雲台(うんだい)」です。

カメラを三脚に固定し、自由な角度に固定する役割を持っています。ほとんどの三脚は、脚部と雲台を切り離せるようになっているので使うカメラや用途に合わせて、組み合わせを変えて使います。雲台にプレートを取り付けることによって、カメラを固定することが可能になります。

プレートはカメラのバランスを取るのに重要な役割を果たしています。前後に重心が傾かないように調整するのもCA(カメラアシスタント)の仕事です!

②ドリー

カメラそのものが移動する手法を「ドリー」と呼び、その際にカメラを載せる台車を「ドリー」と呼びます。スタジオ収録やライブ収録など多くの現場で使われています!ドリーにはカメラを三脚ごと載せるYの字形のものや、テレビ局のスタジオで局用カメラを載せるペデスタルドリー等があります。ドリーはENG用の三脚や、ベビー三脚も取り付け可能です。

ベビー三脚は先日紹介した音楽番組でも使われていました。より低い位置でのが可能になるので、こちらを担当するカメラマンは常に屈んで移動しながらすることになります。素早い動きも求められるのでとにかく大変で、長時間ともなるとカメラマンもアシスタントも腰痛との戦いです!笑

③ペデスタルドリー

ペデスタルドリーはカメラを固定したスタンドに車輪を付け、移動しながら容易にできるようにした三脚のことです。スタジオ収録でよく見かけるのが、こちらの機材です。スタジオ用テレビカメラの架台の一種で、3個の車輪のある三角形の台の上に伸縮する円筒がついていて、その上の雲台にカメラを装着します。これによりカメラは上下の高さ、左右の振りなどが自由に行え、レバーを回すことにより自由な方向にスムーズに移動することができます。大きさ、重量の割にスピーディーな動きが可能!!スムーズに使いこなすには経験が必要ですね。現場では“ペデ”と省略して呼ばれていることが多いです。

現場によって使用機材も違うし、組み合わせ方も違ってきます。各機材の特徴や用途を把握しておくと、現場での対応もスムーズです!

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