映像技術解説

ドローンによる空中撮影(空撮)について

こんにちは!撮れ高部スタッフの平良です。

私は現在、某ドラマのでカメラアシスタントとして参加させて貰っていて、本日も絶賛があったんですが、そんな中先日行った地方ロケ先でドローンによる空中(以後空撮と呼ぶ)のカットがあったんです!ドローンによるを生で見るのは初めてだったので、とても興奮しましたし、実際に操縦しているわけではないのにとても緊張しました!

最近のドラマや映画では必ずと言っていいほど上空からの広い画のカットが盛り込まれていて、それもドローンによる空撮が多くなっています。そんなドローンによる空撮について今回は説明していきます!

映像制作の質を上げるドローンの魅力

ドローンの魅力といえば、なんと言ってもやはりアングルが自由自在という点ですね!地面すれすれの低空域から高空域まで自由なアングルで幅広いに対応することができます!

例えば、演者さん2人の会話シーンをする場合、違和感のないように画を作るためには、ツーショットと各々が喋っているワンショットは確実に必要になってきますよね。ただそれが足場が悪く狭い橋の上でのだった場合、ツーショットを撮るために引くには、カメラポジションが橋の上ではなく手すりの外、つまり空中じゃないといけない、、、なんて時にドローンの出番です!さらにロケーション地を最大に活かした広い画も撮れたりと、映像制作の質を大きく上げることが出来ます!

バッテリー管理、高度の安全性、環境の変化等に配慮

搭載できるカメラの種類はドローンの機種によって異なります。映画やCMなどの映像媒体のクオリティに対応できる機材を搭載できるドローンは限られており、それを操縦できるドローンカメラマンも現状多くはありません。大型のカメラを搭載する場合はバッテリーの消耗率も高く、10分も飛ばない程度なので、バッテリーの管理や高度でのの際の安全性など、多くの情報を把握し判断できる能力も必要になってきます。は安全第一が基本ですので、強風や雨などの天候も加味してするかどうか判断されます!

ドローン中のカメラマンはどこに?

そんなドローンでのですが、私は前から疑問に思っていたことがありました。それは、時ドローンの操縦カメラマンはどこにいるの???ということです!大ルーズの画を撮る際に操縦カメラマンやディレクターなどが写ってしまっては良くないので、何処かに隠れているとは思うんですが、それでも対象が見えていないとカメラマンも画を作れないので、どういう風に撮っているんだろうと前から思っていたんです。そこで先日行われたの時についに謎が解明しました!結論から言ってしまえばカメラマンなどのクルーは隠れていませんでした!笑

まず一旦画を作ってみてここならギリギリ画に入らないだろうというところで、かつ対象がよく見えるところに立ってしていたんです!本番もリハーサルと全く同じように、寸分違わぬ画を再現するカメラマンの集中力にとても感激しました。。ドラマなどを見る際に、ドローンカットを見かけた際は、何処で操縦しているんだろうと考えながら映像を見るのも面白いかもしれません!

ドローンの活躍の場は今後も広がります!

このようにドローンは、テレビなどの文化的な映像媒体で使用される場合もありますが、他にもドローンで空からをする目的はたくさんあります。鉄塔や発電用の風車、太陽光パネルなどの点検をしたり、畑で作物が順調に育っているか調べるために使用されたりします。特殊なケースでは、氷河で遭難した人を探すためにドローンにサーマルカメラ(熱源感知器)を取り付けて空撮を行なうこともあるくらいです。

このようにドローン×映像を駆使して、多方向に活躍の場を広げているんです!

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