皆さんこんにちは、撮れ高映像部スタッフの三橋です。
先日、スタジオでの音楽番組の撮影業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、その現場での様子を紹介していきたいと思います。
今回の撮影はスタンダードカメラ4台、クレーンカメラ2台、曲によりハンディーカメラが1台ありました。
カメラ準備とカメラチェック
スタジオに着いてから最初に行った作業として、ペデスタルドリーのタイヤを掃除しました。
スタジオ内に落ちているビニールテープなどがタイヤについたままドリーしてしまうとガタガタしてしまったり、最悪の場合故障や事故の原因になってしまうので、3点ある3つすべてのタイヤを掃除しました。
カメラチェックはバックフォーカスの調整、タリーがきちんと点灯しているか、リターンはサブが送っているものがしっかりと出ているか、インカムの感度は良好か、などをインカムにてVEさん(ビデオエンジニア)とチェックをします。
- 関連記事①:番組収録やライブの撮影で使われる三脚・ドリーについて
- 関連記事②:現場によって異なる『タリー』の使い方について
周りをよく見てケーブルをさばく
今回、私はクレーンカメラとハンディーカメラのアシスタントをしました。クレーンカメラではカメラマンの足元にケーブルが邪魔にならないように気をつけながら捌きました。
ハンディーカメラではカメラマンがケーブルを踏まないように捌くことに加えて、三脚の高さを変えるサポートもしました。この時に「高さを変えます!」や「ロックを止めました!」などと声をかけたり、カメラマンとのコンタクトを取ることが大切です。
また、ハンディーカメラのケーブルを捌いてるときに、音楽番組は特にカメラの動きが激しいということで、周りのスタンダードカメラやクレーンカメラに注意を払いながら、ケーブルが邪魔にならないように捌いたり、ぶつかったりしないように気をつけなければいけません。
今回、スタジオでの撮影現場に初めて参加させていただきましたが、カメラ準備や音楽番組ならではの動き、スタジオのやり方など、スタジオで経験して学んだことをこれからも参加させていただけるように、活かしていきたいと思います。
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