映像技術解説

現場によって異なる『タリー』の使い方について

こんにちは、撮れ高スタッフの宮坂です!今回は『タリー』について紹介していきます!

バラエティ番組などでも耳にする『タリー』とは?

最近はバラエティ番組などでも耳にする”タリー”ですが、聞いたことある人も多いのではないでしょうか?
そもそも”タリー”とは、出演者やスタッフに、どのカメラの画が収録・放送に使われているかを知らせる為のものです。 モノマネ番組などで一般の方が出演すると、MCが「赤く光ってるカメラに向かって〜〜」などと言っていたりしますよね。

僕たちにとって、その赤い光は”タリーランプ”と呼ばれ、赤や緑に光ります。ちなみにスイッチャー卓でも本線は赤く、プレビューなどのカメラは緑に光ります。例えば生放送では、複数あるうちから『どのカメラの画』が放送に使われているかを示します。

生番組の赤タリーと緑タリー

ニュース番組など、生の情報を扱う番組は収録しておけないので、アナウンサーはタリーランプを確認したり、演出としてカメラに合わせたキュー(きっかけ)がある場合はタリーを合図に話し出したりしています。ニュース番組などはLINE(本線)が赤タリーになります。なのでVTRを取りきっている場合は、降りる先のカメラ(カメラの映像にVTRを乗せている、かぶせているという発想から、その反対の”降りる”という表現をします)を緑タリーで取ると、スイッチャー卓でプレビュー画面に出して、見やすくすることができます。そうしてディレクターにも見てもらうことで、以降のロゴやワイプが入った場合の画角を想定しての指示を仰ぐ事もできます。

収録の場合『タリー』は編集の際のガイド用になる

また収録の場合は、タリーは編集の際のガイド用になります。全カメラを収録しつつ、スイッチングも収録する場合があります。そうする事で主となる展開が分かり、編集もしやすくなります。さらにバラエティ番組ならスイッチングが笑いを生む事もあります。芸人さんをイジるようなカメラワークをスイッチングして、モニターで本人に見せることで、さらに展開するようなシーンを見たことある方も多いのではないでしょうか。

音楽ライブでの『タリー』の使い方

他にも音楽ライブでは、赤と緑のタリーをフル活用する現場が増えています。理由としては最近増えているライブビューイングや動画サイトでの配信です。画出しと配信にそれぞれスイッチャーがついて画出しは赤、配信は緑と言った具合に分けます。両方で1つのカメラを選択する事もできますし、その場合はオレンジぽく光ります。またシステムによっては緑タリーの卓で赤タリーをとることができます。

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