映像技術解説

クロマキーを利用した番組収録について~バラエティ番組での活用方法

皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。

最近のバラエティ番組では新型コロナウイルスの影響でスタジオの人数を減らし、感染拡大防止を図っています。特に多くみられるのはクロマキーを利用した収録です。

十分に距離をとっていることを示すためにクレーンで広い画を見せた時によく映っている緑色の背景紙のことですが、これを使用することで何が出来るのかご紹介いたします。

普段のセットが現れる!

クロマキーを使用する場合はグリーンバック(緑色の背景紙)を利用することがほとんどで、この状態で撮影することにより編集で合成をすることが出来ます。ですので普段のセットを組まなくても合成であたかも出演者の裏はセットが組んであるように見えます。ドラマ撮影の際、グリーンバックで撮影して編集で合成することはよくありますが、テンポ良く進んでいくバラエティ番組ではあまり見かけず新鮮なのでまた違った面白さがあります。

最近のバラエティ番組の撮影はMCのみスタジオ出演という番組が多いので、セットを組むより合成で対応する方がスタジオに入る人数を減らせることもあり、そういった気遣いでこのような撮影が増えていることも一理あります。

離れているのに近くにいる!?

このご時世なので撮影の際は出演者同士の距離をしっかりとって撮影していますが、テレビで観ると並んで撮影しているように見えます。これも合成によってこのような画になっており、背景だけでなく距離感なども自由に調整出来るので、同じ画角に全員が入ることが出来ます。

演出に合わせて特定の出演者を大きくしたり、逆に小さくしたりなどさまざまなことが出来るので合成はとても便利ではあります。しかし実際は距離が離れているので出演者同士のやり取りに違和感を感じることもあったり、この距離によって出演者も今まで以上に声を張らないと他の出演者に聞こえなかったりするので大変なところもあるようです。

クロマキーを利用した撮影では合成が出来るので便利な部分はたくさんあります。新型コロナウイルスの影響により撮影にも制限がありますが、今は出来る限りのことを続けていき、少しでも早く通常の撮影に戻れたらいいなと思います。

弊社は、TV番組の収録業務のほか、ライブコンサートやスポーツ大会などの画出し・収録・中継、ENGロケ、ネット配信(ネットLAN回線なしでも対応)、動画編集など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。

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