皆さんこんにちは。撮れ高映像部スタッフの村上です。
先日、全国の緊急事態宣言が解除されました。世間では新型コロナウイルス感染症の感染防止と拡散防止のために、人が互いの距離を意識的にとることで感染拡大を防ぐ「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」という言葉を耳にするようになりました。
働き方もテレワークというスタイルが取り入れられ、未だ職場の密集状態を避ける取り組みが継続されている企業も増える中、テレビ番組の収録現場においても、ソーシャルディスタンスの取り組みが意識されています。スタジオで演者の方が大きく間隔を空ける、Web会議ツールを活用したリモート出演のような形式の番組を多く見かけるようになりました。
Web会議ツール「Zoom」を活用した収録
リモート出演による撮影現場は、スタジオに演者全員が集まるときと比べて、機材セッティングだけでなく番組進行も一筋縄ではいきません。弊社でも先日、日韓合同オーディション番組「That Time G-EGG」の収録業務をご依頼いただき、Zoomミーティングを活用して収録を行いましたので、今回はその業務内容をご紹介いたします。
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使用機材や収録方法について
Zoomミーティングの収録に伴い、iPadとMacBook(2台)を使用しました。iPadをホストとしてZoom参加者の管理を行い、MacBook 2台は、1shotやマルチ画面をスイッチングする際のデバイスとして使用しました。Zoomでの出演者は収録回によって異なりましたが、最大で20名程度になりました。
Zoomの録画機能を現場で使用するのは初めてということもあり、映像や音を綺麗に録画できるか分からない懸念から、Zoom画面をポブカムで録画しつつ、予備としてZoomの録画機能も使用しました。Zoom画面の切り替えは、下記を繰り返し行いました。
マルチ画面→画面選択→画面固定→マルチ画面→画面選択→画面固定→…
演者が自己紹介をする際に、MacBook 2台を操作して画面を切り替えていましたが、私が切り替えを担当する演者を先読みしながら、もう1人のスタッフと声を掛け合って画面を切り替えている作業はとても緊張感がありました。経験を積んで慣れが必要なZoomでの収録ですが、今後も増えていく案件の1つだと感じています。
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上記ページでも、Zoomを使った生配信方法などを紹介しています。このような撮影をご希望の際は、ぜひ弊社にご提案ください。お待ちしております。
弊社では、Web会議ツールを使用した番組収録や生配信の他、ENGロケ、スポーツ中継、ライブコンサート等のイベントでの画出し・中継・収録、動画制作・編集など、幅広く当社スタッフが対応致します。まずは、お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
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