映像技術解説

【社内研修】実際に撮影に行く前提で機材の準備とチェックを練習

こんにちは 撮れ高映像部スタッフの柳町です。

先日弊社にて研修が行われましたので、その時の様子をご紹介いたします。

自分がカメラアシスタントとして現場に行く前提で、機材の準備からチェックまで行い、撮影がすぐにできる状態にまで準備するという研修内容でした。最初は先輩に教えて貰いながら先輩と一緒に機材の準備をし、その後1時間半で準備やチェックを自分1人で1から行いました。

この日の研修で使った機材は、カメラ、メディア、モニター、LEDライト、ミキサー、ガンマイク、ハンドマイク、有線のピンマイクです。

その他付属で使うものなど、自分で「何があると便利か」考えながら準備していく事が重要です。準備した後には1つ1つ壊れているものがないかチェックをしたり、すぐに撮影ができるように設定を行います。

カメラチェック

  • 時報(117)に電話してタイムコードを合わせる
  • 持っていくメディアのチェック
  • カラーバーの収録(カラーバーの収録は1kHzの音も一緒に収録します。また、カラーバーを収録している時にタリーランプがついているか確認します)
  • モニターのチェック
  • バックフォーカスを合わせる

カメラにつけて使えるLEDライトも点灯するか、色の変更がでいるか、カメラにつけることができるか確認します。

音声チェック

  • ミキサーで1kHzを合わせる
  • マイクのチェック(マイクのチェクを行う時はケーブルを揺すってノイズが乗ってないかチェックします。また、予備で持っていくケーブルもしっかりとチェックします。)
  • カメラに1kHzを送る

カメラに1kHzを送る時にカメラの設定を変えないといけないので、やり方を覚えておくことが大切です。ミキサーからカメラにケーブルを刺すのですが機械から送るときはLINEレベルに合わせます。ミキサーなどで音を入力する時はREARに合わせ、LEVELの摘みで1kHzを合わせるのでMANUALに合わせます。

持っていく物に関する注意点

持っていく物の注意点は、ディスクとバッテリーです。予定されている収録時間の分数撮れるディスクより多めに持っていく、バッテリーも同じように余裕をもって撮影できるバッテリーの量を持っていくなどして、撮影出来なくなるという状態をなくします。

ディスクやバッテリーの量などカメラマンさんと確認することも現場に行って足りないというトラブルを防ぐことができるので、しっかりとカメラマンさんとコミュニケーションを取り、回避出来るミスは絶対に起こさないようにしていこうと思いました。

私が準備をしていく中で1番難しいと思ったのは、三脚に乗せたカメラのバランスを取ることでした。ほんの少しバランスが前後にズレるだけで上手くバランスが取れなくて合わせるのに時間がかかってしまいました。今後、練習時間を見つけ早く正確にバランスを取れるように練習していきたいと思います。

今回初めて自分1人で機材準備とチェックをしてみて分からないことも多く、自分が思ったより時間がかかってしまい時間ギリギリになってしまいました。

今後自分がカメラアシスタントとして現場に行く時には機材の準備漏れやチェックミスがないように出発時間に余裕を持って機材準備を終わらすことができるように早く来て準備をしていきたいと思います。まだまだわかない事が多いですが、日々の研修を大切にできることを増やして行きたいです。

弊社では、ロケ・スポーツ中継・ライブ・コンサート・動画編集など幅広く対応しております。まずは、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。

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