映像技術解説

撮影現場では欠かせないTC(タイムコード)について

みなさんこんにちは!撮れ高 映像部スタッフの村上です。

今回は、ロケやスタジオ、ライブ収録、スポーツ中継など、どんな現場でも欠かせないTC(タイムコード)について紹介していきたいと思います。

TC(タイムコード)とは

まずTCとは、撮影した素材の1フレームごとに付けられた時間、時刻の電気信号のことです。映像や音声などの同期が必要な時に用いられます。

このように普段よく見る時計にフレームが加わったようなものです。このTCを撮影前に設定し、映像データなどに記録することで、映像編集のアシストをすることができます。

TCを設定する上で、TC/UBなどと表示されることがあります。

このUBとは、ユーザービットのことで、日付、時間、シーンなどの情報を任意で設定することができ、複数台のカメラを使用した撮影の動画の編集をする際により便利に編集をすることができます。

Rec RunとFree Run

タイムコードの進み方にはRec Run(レックラン)とFree Run(フリーラン)の2種類の進み方があります。

Rec Run

カメラが回っている動画記録中のみ、タイムコードが進む収録方法です。

Free Run

カメラが回っていない時でも、タイムコードが進み続ける収録方法です。

DFとNDF

タイムコードの記録方式にはDF(ドロップフレーム)とNDF(ノンドロップフレーム)の2種類の記録方式があります。

DF

日本のテレビはNTSC方式を採用しているためフレームレートは29.97fpsですが、それに対してタイムコードは30fpsで表示しているため、1秒につき0.03フレーム、1分で1.8フレーム、1時間で108フレーム(3.6秒)ものズレが生じてしまいます。DFはこのようなタイムコードと実時間のズレを補正して記録する方式のことで、上記にもあるように映像尺などに厳密なテレビ番組の制作現場でドロップフレーム方式が採用されます。

NDF

NDFはタイムコードと実時間のズレを補正せずに記録する方式で、DVDなどのパッケージメディア物のマスター映像などはノンドロップ方式が多いです。

もしもTCがなかったり設定をしなかったら、映像のカットなどを正しく特定できなかったり、何度もやり直しが生じてしまいます。映像編集をなるべくスムーズにするためには、撮影の段階からTCを正しく合わせて撮影を行うことが大事です。

弊社では、ライブ・コンサート、スポーツ中継、ロケなど、たくさんの現場の案件に日々励んでおります。ご入用の際はお気軽にお問い合わせください!

株式会社 撮れ高(03-6274-8982)