みなさんこんにちは。撮れ高 映像部スタッフの木下です。
弊社では撮影だけではなく、配信や編集の依頼も頂くことが多く、その件数も増えています。最近では「無観客ライブ」「YouTube生配信」といった言葉をよく聞かれると思います。
先日、六本木にあるBASECAMPさんにて行われた「24時間生LIVE」の現場で配信業務を担当させて頂きましたので、その現場についてご紹介させて頂きます。
ネット配信用に機材をセッティング
こちらの配信案件は、弊社ホームページの問い合わせフォームよりご連絡を頂いたことがきっかけとなり、担当させて頂くことになりました。
配信をする場合、場所は問いませんが、ネット回線があるということが一番重要です。毎回、現場下見や打ち合わせの際にネット回線のチェックをさせて頂いております。
ネット回線の速度が遅かったり不安定であれば、配信が止まってしまう可能性もあります。今回は24時間ということで、機材が熱を持つことによりトラブルが起きる可能性も高いので、普段よりもセッティングで機材間の隙間を空けるなど熱対策を入念に行いました。
使用機材一覧
- スイッチャー
- ミキサー
- 配信用PC
- 配信用コンバーター
- テロップPC
- モニター
- インカム
- ケーブル
- etc…
今回はカメラ3台をスイッチングするということでしたので、カメラからスイッチャーまで同軸ケーブルを引き映像を入力しました。その他、スイッチャーから配信用PCまでのケーブルと、PAさんからPA OUTをもらいその音声も配信機材へ入力しました。本番中はカメラ3台をクライアントサイドでスイッチングし、カメラマンへの指示はインカムを使用して行っていました。
特に複雑なことは無く、普段行っている配信とは変わりは無かったので、セッティングはスムーズでした。機材セッティング終了後は、YouTubeにてイベントの作成を行います。
YOUTUBEの設定について
YouTubeアカウントを事前に作成して頂き、配信用PCにてログインをお願いします。その上でイベントを作成し、タイトル、イベント詳細を載せて、配信設定を行います。YouTubeのアカウントさえ用意して頂ければ、配信までの設定は弊社にて行います。
配信が始まってからは、映像、音声が正常に放送されているかの確認を常に行うことと、コメントの管理を行います。スパムコメントもあるので、ブロック対応したりとPCにてコメント欄をこまめに確認しておかなければいけません。
通常はアーカイブが残るのですが24時間は残らないので、別途収録機材を繋いでメディア収録を行いました。
現在そちらの映像が「TEEチャンネル」にて随時アップされておりますので、お時間のある方はぜひご覧ください!
24時間配信を行うにあたりスタッフは交代制で行いましたが、現場の一体感がすごく、アーティスト、スタッフで声掛け合いながら楽しく作業ができました。
最近ではこのような配信現場も増えているので、よりレベルの高い技術を提供できるように日々勉強していきたいと思います。
今回のイベントでは配信のみ弊社にて担当させて頂きましたが、撮影から配信までご希望に応じて対応できますので、お気軽にお問い合わせください!
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)