皆さんこんにちは!撮れ高 映像部スタッフの村上です。
最近、ロケ現場に行くことも増えてきました。先日、インサートロケ業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加しましたので、今回はインサート撮影ついてご紹介します。
インサートロケでは様々な角度で動きを撮影
まずインサート撮影は、別名『ブツ撮り』と呼ばれることもあります。例えば、タレントさんが料理を食べているシーンの前後に「料理が美味しそうに見える」あるいは「視聴者が食べたくなるような」料理のみの映像や、商品紹介をした前後に使用する商品映像になります。
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今回のインサートロケでは、飲食店2店舗に伺いました。料理の撮影のため、湯気の出ているうちに素早く撮影しなければいけません。今回のCAの仕事は、照明を当てる事とモニターの設置です。
モニターはカメラマンが撮っている映像を制作さんが確認するために使います。その映像を見て制作さんがパーン(画面を横に流す画)やパーンダウン(上から下に流す画)、パーンアップ(下から上に流す画))などといった指示をカメラマンに出したりしています。
他にも、料理に動きを加えてお箸で持ち上げた画や、手で食べ物を割った画など、さまざまな撮り方で撮影を行い、また料理を撮るだけでなく、お店の外観や料理を作っている様子も撮影しました。
照明を設置する際は、VE(ビデオエンジニア)が、光量や色温度、角度などを確認します。照明の少しの角度などで、湯気が見えなかったりするため、インサート撮影では照明がとても大切になってきます。
限られた時間内で迷惑にならないよう丁寧に撮影
インサートロケでは、お店ごとに約束している時間が決まっていて、その時間内に撮影を済ませないといけません。飲食店では限られた場所での撮影で、一般のお客さんの邪魔にならないよう撮影しています。食事をする場所での撮影なので、机にモニターを置く際も、布を引いてからモニターを置くなど、汚してしまわないよう、細かいところにも気をつけて準備します。
ちなみに、インサート撮影で使用した料理は、他のインサート業務でもご紹介していますが、スタッフが残さず全部いただきます。用意されたものを終わったら捨てる、というわけにはいかないので、それを食べるというのもスタッフの仕事です。
弊社は、インサート撮影など、TV番組に関するロケ撮影の他、スポーツに関する撮影や生中継や、ライブ・コンサートや各種イベントの撮影・収録、画出し、ネット配信、映像制作など、幅広く対応しております。まずは、お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
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