制作日記

『インサートロケ』について~撮り方は大きく3つの方法があります

こんにちは、撮れ高スタッフの宮坂です!今日は映像制作業務における「インサート」についてご紹介していきます!

まずインサート(insert)についてですが、日本語で「差し込む」、「組み込む」とあった意味ですが、映像業界での用法としては、例えばタレントさんが料理を食べたその前後に「その料理を美味しそうに見せる」別撮りした映像や、遊園地のアトラクションの場合はそのアトラクションを紹介するために「乗った人の目線」の別撮り映像をインサートする事などを指します。

インサートは、映像技術会社や制作会社によって撮り方が異なります。B班(インサートチーム)を作り、本隊のロケを追いかけながら取材先に残ったADさんと必要なものを撮影する方法と、後日改めてインサートのみしに行く方法、事前にインサートを済ませておく方法と、大きく3つの方法があります。

インサート撮影チームを作る場合

当日のうちにインサートを撮れるという事や、取材先にとっても1日で全て撮り終われば、負担が少ないという点では優れていますが、収録したものを見返したり、編集に入ってから「あれが欲しかった」「これがあればよかった」という事になってしまうこともあり、追撮(別日に追加でする)となると、想定外の技術費がかかってしまいます。

別日にインサートロケをする方法

これは当日に撮るのに比べて、必要な画が明確になっているため、無駄も少なく進めることができます。しかしお店にとっては営業時間を削ったり、本来なら仕込みの時間をにあてたりと、時間的負担が増えてしまうのが難点です。

事前にインサートロケを済ませる方法

これは少し特殊ですが、グルメ番組などで用いられます。料理の食材や行程を事前にインサートとして撮影・編集し、その映像を本収録で出演者に見せて、複数あるうちどちらを食べたいか、その料理の金額を予想するなどの企画には最適な方法です。しかし別日に行う方法と同じく、営業時間や仕込みの時間にさせていただきますが、その時に、本収録当日の打ち合わせをしたりすることができます。

後食べるのはADやCAなど若手の仕事

「インサートロケ」を行う場合は大抵昼食がありません。といいますか、なくて済むのです。私たちはインサートを終えた順にどんどん食べています。撮影用に作ってもらい終わったら捨てるというわけには行きません。何品も撮り何店舗も回ったら食べるのは、ADやCAなど若手の仕事です。笑

映像業界を目指している、または入りたい映像制作会社がグルメ番組を担当している場合は、ウマハラ(美味しいハラスメント)があることを覚えておきましょう。