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マレーシア撮影記①~現状ある機材やアプリを駆使したテザー撮影の準備

こんにちは、撮れ高映像部スタッフの宮坂です!先日、撮影業務でマレーシアに行ったので、その旅路を紹介します!

テザー撮影の要領で撮影と同時に画像を確認できるよう準備

今回の仕事は以前にも頂いた仕事の「第2弾」という事もあり、ある程度の流れは分かっていました。その一つにところどころで「スチール撮影も行う」事でした。

前回は初の企画だった事もあり、何枚か撮っては制作チェック→マネージャー・クライアントチェックという流れで、かなり時間がかかったそうです。そのため今回はテザー撮影の要領で、同時に確認してもらおうと準備しました。

テザー撮影とは?

テザー撮影とは撮影した画像をその場でPC画面などに出して確認する撮影方法です。スチール撮影がメインになるモデルさんを使った広告撮影などで多用され、その場で抜けや背景、表情、商品広告ならモノの向きなどまで、細かく大画面で多人数同時にチェックします。

普段の業務もあったため撮影準備にあまり時間をかけられず、 今回はこの作業を行うために、極力現状あるものを使って同じ結果を得ようとしました。

まずはSONYのスマホアプリを活用し撮影画像をスマホ画面に表示

今回私がスチール撮影に使用したカメラはSONYのα7 SIIで、撮影映像をPCに出すのに使ったのは、PlayMemories Mobileというスマホアプリです。

PlayMemories MobileはSONYが出す公式アプリで、Wi-fi対応したカメラの能力を更に引き出すことができます。携帯でズームしたり、シャッターを切ったりできますが、今回はシャッターを本体で切っても見られるプレビュー画面だけが必要だったので「スマートリモコン」の機能はあまり使いませんでした。

プレビューは表示する秒数も設定でき、マルチでの表示や1枚ごとにスワイプする表示方法が選べました。しかしこれではスマホ画面上に表示するだけなので、スマホをPCにつなぎ、QuickTime Playerを使用してスマホの画面を表示させました。

スマホの画面の内容をQuickTime Playerで表示する方法

iPhoneとMacでの場合に限りますが、MacでQuickTime prayerを開き、ファイル→新規ムービー収録→(収録マークの右側にある) ∨マーク→iPhone  と設定すると、iPhoneの画面がそのままMac上に表示できます。これでスチール画像をPCに出す準備ができました!

次のブログでいよいよマレーシアに行きます!お楽しみに!

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