制作日記

【後編】スマホ使ったインスタ映えな写真撮影テクニック~用途に応じてコンバージョンレンズを使い分け

こんにちは!撮れ高 撮影部スタッフの平良です!

以前のブログでご紹介した、スマホで簡単にインスタ映えな写真を撮る方法の【後編】を書かせて頂きます!

関連記事:【前編】スマホ使ったインスタ映えな写真撮影テクニック~一眼レフにも見劣りしません!

カメラのデジタルズーム機能は画質が悪くなります

前回紹介しましたコンバージョンレンズにより、焦点距離を広角側、もしくは望遠側に出来るということは説明した通りで、望遠側にできる、つまりもっと寄りの画を撮る時にもコンバージョンレンズを使って、、、ということになります。

寄った画を撮る際、普通はカメラのズーム機能を使って撮りますよね?iPhoneのカメラにはデジタルズームといって最大10倍相当まで寄ることが可能な機能が付いています!じゃあ望遠側にできるコンバージョンレンズいらないじゃん!、、と思うかもしれませんが、そんなことありません!

デジタルズームは、ズームする前の画角に映っている画の一部を拡大することで被写体の大きさを変えています。画の一部を補完拡大することで、あたかも望遠で撮影したかのように見せているため、デジタルズームを使うと画質が著しく悪くなってしまうんです。

寄りの画を撮る時はテレコンバージョンレンズ(テレコン)を使用

そこでテレコン(テレコンバージョンレンズ)の登場です!テレコンはほぼ画質低下なく、マスターレンズの焦点距離からさらに寄った状態での撮影を可能にするレンズです!テレコンバーターやエクステンダーとも呼ばれ、1.4倍や2倍にできるものがよく使われています!

映像制作の現場でいうと、よく使われる放送用のHDレンズには、マウント部近くのリア位置に2倍切り替えが出来るレバーが付いていて、テンダーや×2(バツ2・カケ2)と呼んだりしています!

 

 

ただ弱点が1つだけあるんですが、それは画が暗くなることです。どういうことかというと、テレコンを使うことによってレンズから入ってくる光の量が少なくなってしまい、センサーに来る明るさが落ちてしまうからなんです。なので、システムカメラでVEさんが色々調整できる現場を除いて、夜や暗い場所での使用は難しい場合が多いんです。

こう聞くと少し使い方が難しいように感じるかもしれませんが、少しネットで調べると沢山の種類のコンバージョンレンズが出てくるので、自分が使用する条件に合ったものを探して使ってみると、インスタ映えな写真が撮れると思います!ぜひ試してみてください!

 

 

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