制作日記

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映像技術解説~「位置決め」と「場当たり」について

こんにちは、撮れ高スタッフの宮坂です!今回は「位置決め」と「場当たり」について紹介していきます!

リハーサル前にセットや人の位置を決める「位置決め」

「位置決め」とはその名の通りです。リハーサル前にセットや人の位置を決めることを指します。センターカメラや、メインとなるカメラに対してセットが正対する(面と向かう)ようにしていきます。カメラから見てどうモノを動かすかを「上手(かみて)」「下手(しもて)」「時計回り」「反時計回り」とカメラアシスタントやADさんに指示を出します。「気持ち戻し」や「ちょい過ぎた」など、1センチ単位で決めていきます。

1年目の頃は、「誰も気にして見てない」と思っていました。しかしカメラマンとして番組につくと、確かに気になります。センターになるモノに対して上下(かみしも)に何人づつ立つかにもよりますが、人で画を決めた時にモノがセンターにないと少し気になります。僕が5年前に「誰も気にしていない」と思ったのは僕が気にしていなかったからですが、裏を返せばカメラマン達が「気にならないように」してくれていたのかもしれません。

出演者の立ち位置や転換タイミング、段取りなどを確認する「場当たり」

位置決めと似たような言葉に「場当たり」があります。これは出演者の立ち位置や転換のタイミング、段取りなどを確認する作業で、あくまで「きっかけの確認」です。本人ではなく、ADさんなどが立つことをスタンドインなどと呼び、この時はこう、このシーンではこう、と制作セクション以外のスタッフにもやりたい事を共有する意味合いが強かったりします。ドラマなどでも、スタンドインは頻繁に行われますが、演者とのサイズに差がありすぎると参考にならないこともあります。

たとえば灯体(照明)の反射を演者の頭と被せることでバレない(映さない)ようにしていても、本人が入ったらバレてしまうかもしれませんし、抜け(演者の向こう、フォーカスの合わない部分)に装飾品などを置き、味付けをしても、本人が入ったら画角に収まらないかもしれません。そんな時はサイズの似た人が立ったり、箱馬に乗るなどして、極力本人を入れてからモタついたり、待たせないように、スムーズに進行するように工夫しています。

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