こんにちは。撮れ高部スタッフの平良です。
本日はテレビカメラマンがする際に覗き込む「ビューファインダー(View Finder)」についてご紹介します。
下記の外部サイトのカメラマンが覗いているものが「ビューファインダーです!
関連リンク:Canal+ TV Cameraman at Bahrain GP
ビューファインダーの種類と役割
表記ではVF、呼び方としてはビューファーと呼んだりすることもあります。ロケなどの時にカメラを担いで撮る際には、ビューファーを覗き込んで撮るため、コンサート会場での画出し業務や、屋外でのENGなど、撮影・収録現場でも基本的に必要になります。
最初に掲載した写真のビューファーは、プロのテレビカメラマンが使用する、いわゆる業務用ビデオカメラに装着できるものですが、他にも一眼レフカメラに装着できるものや、民生用ビデオカメラに最初から搭載されているモデルのものなづ、沢山の種類があります。
また、『アイカップ』という、ファインダー接眼部にゴムや軟プラスチック製のカバーを装着して、接眼部から光が入らないように、遮光の役割を果たすものが付いていたりします。ビューファーを使うことにより、太陽光の反射等によって、カメラに搭載されている液晶モニターが見えづらい時でも、しっかり撮影することが出来ます。
主にロケでは、肩にカメラを担いでENGで撮影しますが、ビューファーの位置は、カメラとビューファーの接合部をスライドすることによって、どちらの目からでもしっかり覗くことが可能な優れものです。
ビューファーで見る映像がモノクロになっている理由
映像業界で働き始めた当初、ビューファーの画が白黒(モノクロ)になっていることに驚きました。カラー液晶タイプのビューファーも普及しているのですが、モノクロになっている理由ですが、明度・階調・コントラスト・フォーカス(ピント)等を確認する際は、白黒タイプのビューファーの方が確認しやすいからです。今でもモノクロビューファインダーの方が良いというカメラマンも沢山いらっしゃいます。
今回は、「ビューファー」についてご紹介しました。業界に入ってみて、実際に仕事をしてみないと分からないことは沢山ありますので、日々勉強の毎日です!
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