初めまして!10月に中途入社しました、撮れ高スタッフの平良です。入社してからは初めてのブログ更新となります。入社前は地方テレビ局で報道カメラアシスタントとして働いておりました。映像技術で業務を行うのは初めてのことばかりですが、これから色々学んでいち早くカメラマンになれるように頑張っていきます!
先日、声優さんによる生配信イベントの業務依頼をいただき、CA(カメラアシスタント)として現場に参加しましたので、この業務を通して学んだことをご紹介いたします。今回の現場は熊本県の山の中にある、現在は使用されていない駅での生配信でした。
生配信で必要な作業や機材について
ストリームキー
ストリームキーとは、自身の配信がYoutube等の配信サイトのインジェストサブシステムに入る際に、自身の配信を一意に識別する為に利用され、配信の際に必要なものです。またストリームキーは、不正アクセスなどで、自身のチャンネルやクライアントから預かった大切なアカウント情報を抜かれてしまう可能性があるため、管理には充分注意が必要なことも学びました。
LIVEU Solo
LiveU soloは接続されたカメラの映像・音声をリアルタイムに動画投稿、SNSに配信することが出来る機材です。
この機材の特徴は大手携帯会社のSimカードを使用して、携帯回線(4Gや5G)を使って現場が外や山の奥や、海などのネット回線が引きずらい場所でも映像を生配信できる優れものです。今回の現場は山の中で、ネット回線が引かれていない場所のため使用されました。
関連記事:TV番組の中継業務にカメラマンとして参加~中継機器「LiveU」を使用
現場でのセッティングから本番まで
今回の現場は、セッティグする際のカメラ図面はあったのですが、下見に行けていない為、実際のケーブルの長さやレンズなど入念にチェックをして現場に向かいました。撮影現場では、電源のある場所を基準にベースの設置場所を決定しますので、現場到着後は、まず先に電源を確保できる場所を確認します。また、ベース設置の際は、この場所に置けるスペースがあるのか、モノを置いても安定感があり、周りの邪魔にならないか考えながら設置することも大切です。今回は、場所が駅のホームで横には広いものの、縦に狭く観覧者がいるということで、邪魔にならない場所、且つ、カメラから近い距離でベースをセッティングしました。
また、本番開始後は蓋絵出しを担当しました。蓋絵とは「イベントの直前直後に余計なものが映らないようにするために静止画像」のことです。蓋絵出しをすることが初めてで緊張しましたが、落ち着いて対応することが出来ました。
今回の生配信の感想
今回の生配信業務は、私の知識不足や経験不足などがあり、機材準備の段階でわからないことが多く、沢山のことを教わりましたが、本番までに全てを覚えることが出来ず、カメラマンや周りの人達の手助けのおかげで、セッティングすることが出来ました。今後は沢山経験を積みながら、CAとして任されたことはいち早く終わらせて周りを手助けできるようになりたいと思ってます。
弊社では、企業系生配信制作以外にも、テレビ番組などの撮影・収録、ライブコンサートやスポーツ大会などの各種イベントの収録・画出し、ENGロケ、中継業務、PV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)