こんにちは!株式会社撮れ高撮影部上原です!先日、企業系の講演会とその講演会の演目にあったマーチングバンドの収録と配信業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加いたしました。この講演会では、SONYのFX6をメインカメラとして使用しました。
最近の講演会案件などは、いわゆるデジ(SONY NX5R)などのボディを使用していることが多く、講演会のみなら、デジでも良いのですが、今回はマーチングバンドのライブもありますので、カメラボディ選考にかなり悩みました。そこで今回は、講演会も撮影でき、マーチングバンドもリッチな画になるFX6を選定しました。FX6はSONYのEマウントレンズを本来使用するもののため、引きカメや抜きカメでのズームワークをどのようにするか悩み抜いた結果、良い案を思いつきましたので、今回はその内容をご紹介いたします。
FX6にB4マウントでUA46レンズを使用
レンズ選定はかなり悩んだのですが、以前、FX9にPLマウントでCANONのCN10x25を使用したことを応用して、FX6にB4マウントで、FUJINONのUA46レンズ(放送用レンズ)を使用してみることにしました。
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今回レンズは、PLマウントではなくB4マウントですが、仕組みは同じのため、レンズコンバートしたらいけるのではないかと思いつきました。そこで、マウントコンバーターに、NXT-VC18を使用しました。普通B4レンズをEマウントなどのカメラボディに使用すると、センサーサイズが合わず、カメラに蹴り発生してしまいますが、NXT-VC18を使用してイメージセンサーサイズをS35にすると、サイズが合い蹴りが発生しなくなります。これでカメラとレンズも決まりカメラを組み上げてみました。
FX6にUA46レンズを使用してみた感想
今回初めてFX6にUA46を使用してみたのですが、やはりFX6を普通のレンズでデジタルズームをするよりもズームスピード感が圧倒的に違いますし、オペレーションのしやすさが段違いに良かったです。また、NX5Rを使用して撮影するよりも質感がよりリッチになるため、マーチングバンドの撮影の時も色味が綺麗で、シネマチックに撮れたため、クライアントさんもスイッチャー卓横でとても喜んでいいただき、お褒めの言葉もいただきました。今後ともクライアントさんや弊社制作の映像を見てくださっ方々に喜んでいただけるような作品を生み出していけたらと思っております
弊社では、企業系生配信制作以外にも、テレビ番組などの撮影・収録、ライブコンサートやスポーツ大会などの各種イベントの収録・画出し、ENGロケ、中継業務、PV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!
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