みなさんこんにちは!撮れ高映像部の若月です。
先日、アーティスト様のMV撮影業務をご依頼いただきCA(カメラアシスタント)として参加させていただきました。撮影日が2日間あるというスケジュールで、前回は事前準備をお届けしたので、今回は撮影日編をお届けしたいと思います。
関連記事:2日間スケジュールのMV撮影にCAとして参加〜事前準備(打合せ・ロケハン・資料作成)について
1日目:屋外撮影~サビのダンスシーンをメインに撮影
1日目は、栃木県にある屋外スタジオをお借りして、ダンスシーンをメインとした撮影を行いました。前日まで降水確率70%ほどの予定で中止にするかどうかまで迷っていましたが、当日アーティスト様の力もあったのか、かなり強い日差しが出るほどの良い天気になりました。
クレーンとドローンの機材準備をしている間に、まずはハンディで進められる撮影をおこなっていきます。撮影中は、小道具の準備や次の撮影場所の確認、何より大事なのは、今撮影しているシーンが何テイク目でOKが出たかをメモしておくことです。これは後に編集をする際に、撮影データを1から全て確認しなくてもOKシーンを取り上げることができるからです。また、撮りこぼしがないかの確認も資料を見ながらあわせて行っていきます。また、サビのダンスシーンは、アーティストさまだけでなく、ダンサーズの皆様が参加するパートになる為、機材等全ての準備が完了する前に、ダンサーズさんには声掛けをはじめ、撮影本隊に待ちの時間が出ないように心掛けました。
準備編の記事でもご紹介した、香盤表、撮影スケジュールを見て押し巻きを確認しながら撮影を進めていき、1日目の屋外スタジオでの撮影は終了しました。その後は、使用した撮影機材の片付けとスタジオ備品を元にあった場所に戻して撤収します。帰りの高速道路では大雨が降ってきたため、撮影中雨が降らなかったのは本当に助かりました。
2日目:屋内撮影~サビ以外のシーンに当てはめる映像を撮影
そして翌日、2日目は東京にある屋内スタジオで撮影を行いました。この屋内スタジオには小物が沢山置いてあるため、それをお借りして、サビ以外に当てはめるシーンを撮影しました。屋外スタジオとは違いかなりスペースが限られているため、持ち込むものも最低限にしました。
沢山のシーンを撮らなければいけませんが、同じ場所で撮っていても面白くないため、狭い場所ではありますが、違う画になるよう全員で協力して、セットや小物を移動させて撮影しました。このような場合、元々あった位置や場所がわからなくならないように、あらかじめスタジオ内の写真を撮っておくことが大事です。この日もOKシーンのメモと撮りこぼしチェックは欠かさずに行い、無事に全てのシーンを撮り終わりました。
初めて2日間にわたっての撮影を経験して、大変なことばかりではありましたが、資料準備や事前準備、これは当日の自分を助けることになるため、改めて大切なことだと思いました。
弊社では、MV制作以外にも、テレビ番組などの撮影・収録、ライブコンサート収録・画出し、企業向けのネット配信、ENGロケ、スポーツ配信など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!
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