制作日記

2日間スケジュールのMV撮影にCAとして参加〜事前準備(打合せ・ロケハン・資料作成)について

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の若月です。

先日、アーティスト様のMV撮影業務をご依頼いただきCA(カメラアシスタント)として参加させていただきました。これまでに何度かMV撮影のお仕事をさせて頂いたことがありましたが、今回は初めて撮影日が2日間あるというスケジュールでした。本番までにもやる事は沢山あるので、今回は準備編としてお届けいたします。

事前準備①:打ち合わせとロケハン

まずは、事前準備として、MV撮影のご依頼をいただいてからクライアントさまと打ち合わせを重ね、撮影地の決定やイメージなどの共有を行いました。撮影地が決定したらスタジオにロケハンにも向かいました。

あらかじめスタジオを確認しておく事で、当日焦ることも少なくなります。広さや電源の取れる場所の確認、ベース位置とカメラ位置を見てケーブルをどうするか、また楽屋周りもどうなっているかなど、沢山確認しておかなければいけないことがあります。また、ロケハンで得た情報を元に、資料の作成や決定事項の変更も発生するためとても大事な確認になります。また、今回は、2日間で屋外スタジオと屋内スタジオ、それぞれ別々の場所を使用するため、ロケハンは双方のスタジオも確認に行きました。

事前準備②:資料作成(カット割り・香盤表・撮影スケジュール)

本番までにやらなければいけない作業のうちの一つが、資料の作成になります。今回私が担当したのは、カット割と香盤表です。まずクライアント様からいただいた歌詞と音源を聞きながら、譜割りをしていきます。その譜割りを元に、この歌詞のところではどんなイメージにするか、どの場所で撮影をするか、持ち物などの小道具はあるのか、衣装は何を着ているのか、撮影機材は何を使うのか等、必要な情報を全て載せていきます。

確認することや記入することが多くとても大変ではありますが、当日撮りこぼしをしないためにも、とても重要な作業になります。この際に、文字だけでなく、ロケハンで撮影した現場の写真や小道具、衣装の画像を一緒に載せることで、資料を見ただけで頭の中でイメージをしやすくなるよう配慮します。

カット割りの作成が終わったら、次は香盤表、撮影スケジュールの作成になります。カット割を作成してから香盤表に移る理由としては、アーティストさまの衣装や撮影場所の移動、撮影機材の持ち替えや準備を考えて、スケジュールを組むことが出来るからです。

スタジオを借りている時間は決まっており、その時間内で準備から撮影、そして撤収まで行わないといけないため、重要となってきます。今回はサビのダンスシーンを屋外スタジオで撮影するという大枠が決まっていたため、比較的スケジュールは組みやすかったのですが、で初めて撮影機材としてドローンを使用するということもあり、どのくらいの時間を要するのか分かりづらかったのが難しいポイントでした。

当たり前ですが、機材準備も忘れずに、前日から準備積み込み等は終わらせ、翌日の出発に向けておきます。準備編はここで終了です。次回本番編をお届けしますので楽しみにしていただければと思います。

弊社では、MV制作以外にも、テレビ番組などの撮影・収録、ライブコンサート収録・画出し、企業向けのネット配信、ENGロケ、スポーツ配信など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!

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