制作実績

大型アニメ音楽フェスの撮影収録にCAとして参加~ローニンカメラの撮影サポートを担当

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の若月です。

先日、大型アニメ音楽フェスの撮影収録業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、今回はその業務内容をご紹介いたします。

大型アリーナにて1日約5時間の3日間公演

最大37,000人収容できる大型のアリーナが会場で、アリーナレベルにも座席がある全席指定の公演でした。公演は3日間あり、毎日出演されるアーティストさんや声優さんが異なりました。公演時間はなんと約5時間あり、50曲ほどの楽曲が披露されました。楽曲もアーティストさんの数も多いため、本番前のリハーサルも4〜5時間と、とても長く驚きました。

会場内を動き回るローニンカメラの撮影をサポート

今回私は、カメラジンバル『RONIN(ローニン)』を使用したカメラのCAを初めて担当させていただきました。

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このカメラは三脚を使用せずケーブルも繋がっていないため、会場内を自由に動き撮影することが可能です。主な役割は、お客さんを含めたステージ画を撮影することや、客席内の通路を前後左右に動きながら臨場感のある画を撮影することです。先にもお伝えした通り、1日で約50曲も披露されるため、2台のローニンで事前に担当する曲と休憩曲の振り分けを行い、1日目の本番に挑みました。

CAの役割は撮影指示のアナウンスと動線確保

カメラとモニター用のバッテリーを持ち、カメラマン用のドリンクとタオルをカバンに入れて、準備は完了です。アシスタントの役割は、撮影する曲・しない曲をカメラマンにアナウンスすることです。ただ「次の曲は撮影」ですと伝えるだけではなく、どのように撮りたいかどの場所で撮るか、1台だけなのか2台で撮影なのかなど、次の曲が始まる前に伝えます。次の曲が撮影しない曲だった場合でも、何曲連続の休憩なのか、休憩明けの撮影場所は何処なのかなどによって、会場内のどこで休憩するかも変わってくるので気は抜けません。伝えなくてはいけない事は沢山あるのですが、長く話すわけにもいかないため、端的に必要な情報を伝えられるように気をつけました。

もう一つの役割は、カメラマンさんとお客さんがぶつかったりすることの無いように動線を確保することです。カメラは客席内で動き回り、お客さん込みの画を撮るため、常に近い位置にはお客さんがいます。全席指定公演のため、一人ひとりに椅子があるタイプのフェスでしたが、ロビーでは食べ物が売っていたり、休憩スペースが確保されていたりと、お客さんは好きなタイミングで席を立ち移動することが出来るため、通路では特に注意しないと危険が伴います。アシスタントは重いカメラを持っているわけではありませんが、カメラマンさんと同じ動きをしているとかなり暑く、汗をかくぐらい大変でした。

アリーナ内の移動は大変でしたが良い経験ができました

1番大変だったのは、会場前方アリーナ席から後方まで猛ダッシュし、そのままスタンド席の階段を駆け上がった時です。自分の運動不足を実感しましたが、カメラマンさんはすぐに切り替え、撮影を始めました。その姿がとてもカッコよく尊敬しています。今後は、今回の経験で見つけた作業のポイントや、やり方をより良く出来るように、カメラマンさんのもっと良いサポートが出来るように取り組んで行きたいと思います。

弊社では、ライブコンサート収録以外にも、テレビ番組などの撮影・収録、スポーツ生中継、企業向けのネット配信、ENGロケ、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。

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