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バラエティ番組の屋外の生中継にCAとして参加~移動の多いカメラのケーブル捌きを担当

みなさん、こんにちは!映像部の新井です。

先日、某テレビ局より、生放送で行われるバラエティ番組の業務をご依頼をいただき、CA(カメラアシスタント)として参加しましたので、そちらの内容についてご紹介いたします。

地方での生放送のため朝一で片道3時間をかけて移動

私自身、生放送の番組に参加するのは今回で2回目となりました。初めての生放送の収録は、3時間半のスタジオで音楽番組での収録でしたので、常に動きが異なるため、各カット割に動きのメモをしないと混乱するほど大変な業務でした。

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今回の生放送の番組は、前回と異なりバラエティ番組のため、収録場所もスタジオではなく、地方へ移動しました。初日は朝の7:30にテレビ局の駐車場へ集合し朝は4:00に起きました。集合場所へ到着後、ロケバスへ乗車しいざ収録場所へ移動します。朝が早起きをして家を出たこともあり、片道約3時間の道のりの半分は仮眠をとりました。

撮影内容としては、11人の演者が400m走を行って1番最後に到着する人が脱落者なり、脱落者以外の10人は再度400mを走って次の脱落者を決めます。勝ち上がった選手が残り4人になった場合は決勝戦となり、優勝者には賞金が贈られるという内容でした。

現場での準備作業からリハーサルへ

現場へ到着してから、すぐに中継車からカメラ位置まで100mのケーブルをひきました。また、屋外での活動でしたので、いつ雨が降っても良いようにケーブルに雨対策を行いました。

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ケーブルをひき終わったら、本番に向けてリハーサルです。私が今回付いたカメラ位置は移動が多かった為、カメラマンは常にカメラを担いで撮影していました。通常三脚へカメラを乗せて撮影すると楽に撮影が出来るのですが、移動が多い場合三脚からカメラを外すして移動する際には、時間ロスになってしまうのが理由です。

カメラマンがカメラを担ぐ場合、横の移動だけではなく、前後の移動も多くなってくる為、スタジオ撮影とは異なり、ケーブルは常に地面から浮かせて捌きました。この作業は簡単ですが、難点は『カメラマンとアシスタントの距離感』です。

カメラマンとCAの間をスタッフが通らないように制御

距離が近いとカメラマンが後ろに下がった時にはぶつかってしまいますし、カメラマンが急に走った時は咄嗟に対応するのが難しくなります。逆に距離感があると、カメラマンとアシスタントの間にあるケーブルを跨いで通過しようとするスタッフも出てしまいます。

ケーブルを跨いで移動すると時間短縮にもなりますが、とても危ない行為になります。また、カメラマンは後ろを向いて移動できないので、万が一ケーブルを跨いで移動してしまうと、カメラマンが急に後ろに下がった際にぶつかり、事故に繋がります。その行動を阻止するのが、CAの仕事になります。

当日もケーブルを跨いで移動するスタッフがいたので、手で阻止をしましたが、意地でも通過しようとするスタッフもいたので、終始ヒヤヒヤしながらケーブル捌きをしました。

初日のリハーサルは21:30に終了し、そこからテレビ局へロケバスで移動しました。0:50頃にテレビ局へ到着しましたが、終電は無くなってしまったので、タクシーを利用して自宅へ帰宅。深夜2:00にようやく自宅へ到着しました。2日目は撮影が休みでしたので、本番に向けてしっかりと休暇し、体力を温存しました。

炎天下での本番は熱中症にならないよう対策

ケーブル捌きも大変でしたが、更に大変だったことは、本番当日、最高気温35℃で行う炎天下での撮影でした。私は毎年熱中症になる為、撮影に支障が出ないように帽子を被り塩分と水分補給、日焼けもしないように薄着の長袖を着て、日焼け止めも3時間おきに塗り直して、しっかりと対策を行いました。500mL入っている水のペットボトルを、1日で6本(3リットル)飲み干していました。「飲み過ぎ!」と思うくらい水の消費をしていたので、自分でも驚きましたが、そのくらい屋外での撮影は暑くて大変でした。

本番は、無事に事故なく終わることができましたが、どのように放送されるか気になっていたので事前に番組の録画をしていました。オンエアされたものを拝見すると、自分が担当していたカメラ位置の画がどのように使われていたか、見切れていたのかなど、現場でスタッフとしての動きと、実際にオンエアされたものを視聴者として観るのが、私の楽しみでもあります。

弊社では、TV番組の生中継の他、コンサートやスポーツ大会など、各種イベントの撮影・収録・画出し・中継、ENGロケ、MV制作、動画編集など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話メールにてご連絡下さい。 お待ちしております!

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