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映画撮影の業務にサード助手として参加~機材の準備や合成カット用の各種データ取りを担当

こんにちは!撮れ高映像部吉田です。

先日、映画の撮影業務をご依頼いただき、サード助手として現場に初めて参加させていただきましたので、ブログでご紹介したいと思います!

映画の撮影部は4つの担当に分かれます

まず、映画の撮影部というのは、ファースト(メインカメラマン)、Bカメラマン(サブカメラマン)、セカンド(フォーカスマン)、サード(準備や雑務)という風に担当が分かれます。

ファーストは、カメラの位置決めやオペレートを担当します。セカンドは、メインはフォーカスですが、サードと共に準備や、機材メンテナンスも行います。サードは、主に撮影がスムーズに行くための準備の他、今回は合成カットがあったため、そのカット用のカメラの高さやレンズなどのデータを取りました。そのデータを元に合成編集が行われますが、データを取り損ねると、合成する時にとても手間がかかるため、重要な役割になってきます。

機材の準備やバッテリー交換について

今回の私の仕事は、まず、朝1番早くに機材室に行き、前日にチャージした、バッテリーなどをまとめて、機材車に積み込みます。そこから移動して現場に着くと荷物をおろします。機材管理は全て、サードの仕事なので、どこに何が置いてあるなど、全て把握しておく必要があります。

三脚も、高い位置で使う三脚と、低い時に使う三脚、さらに地面に近い位置の時に使うハイハットというものがあり、カットによって使う三脚が変わってくるので、出来るだけ近くに置き、すぐに変更できるようにします。

また、バッテリーも1時間前後で変えなければいけない為、撮影準備をしている時などの空いている良いタイミングで変えなければ行けません。タイミングを逃してしまうと電源が落ちて撮影が止まってしまうため、こまめにバッテリー残量を確認しなければいけません。

機材の準備をしながら合成データ取得の段取りをヒアリング

また、カット割という、どんな画を撮るのかを割り振る内容は、その場で演技段取りを取りながら決めていき、その際に合成などのことを指示があるため、段取りを聞いておかないと、合成のデータを取るのが遅れてしまいますので、機材の準備もしながら、段取りも聞くという作業が大変でした。初めての映画の現場とういうこともあり、動きが分からずに、とりあえず必死に喰らい付きながら作業を行い、とても良い経験ができました。

次回の映画の現場では、この経験を活かし、より効率よく動けるようにしていきたいです。

弊社では、映画撮影の他、ネット配信、ライブコンサート各種ベントの撮影・画出し、テレビ番組の撮影・収録、スポーツの生中継、ENGロケ、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。まずはお気軽に電話メールにてご連絡ください。お待ちしております!

株式会社 撮れ高(03-6274-8982)

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