制作実績

ロックフェスティバルの撮影にCAとして参加〜通常のコンサートとの違いやカメラワークを学ぶ

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の若月です。

先日、某ロックフェスティバルのライブの撮影にCA(カメラアシスタント)として参加させていただきました。私はこれまでフェスというものに、スタッフとしてもお客さんとしても行ったことが無かったため、普段のコンサート現場とどう違うのかドキドキしながら現場に向かいました。

会場は最大37,000人も収容できる大型アリーナで、カメラはなんと15台使用しての撮影でした。私は今回、ステージ前つら(舞台の前端と客席エリアの間)の、上手位置(客席からステージを見たときの右側)のカメラアシスタントを担当させて頂きました。

モッシュやダイブなどフェスならではの注意点

アーティストさんや曲によっても違うのですが、モッシュやダイブというものが行われていました。お客さんが他のお客さん達に頭上で転がるように運んでもらい、ステージと客席エリアの間(普段はスタッフしか入れないところ)まで来るのです。話に聞いたことはありましたが、実際に目にしたのは初めてだったため、どんどんお客さんが近くにくるその光景にとても驚きました。

ステージと客席エリア最前にある、柵の間にいるカメラチームの傍には、お客さんと、それを助けるセキュリティマンや、転がっているペットボトルや靴など、普段よりも近くにいる人や物の数が多かったため、注意しなければいけない事も多く大変でした。

本番中はカメラの前にしゃがんでケーブル捌き

カメラマンさんから「お客さんとぶつかったりすると危ないから前にいていいよ」と言って頂き、本番中はカメラの前にしゃがむ形でケーブルを捌きました。普段のコンサート現場では、カメラマンさんの後ろで捌くことがほとんどなので、前から捌くのは初めてでした。

本番中は、曲に合わせてフォーカスを細かく動かしたり、ポイントでカメラ自体を揺らしたり、普段のように、後ろにいると見ることの出来ない、カメラ動作やテクニックを見ることができました。アーティストさんがステージから降りて客席に行った時は、三脚からカメラを外しハンディに持ち替え、顔が映る位置まで追いかけるという、急な移動もあり緊張しましたが、しっかりと対応できたのでホッとしました。

今回、本番を安全に進めるためにも、自分のいるべき場所をしっかりと考えること、また目の前のことだけではなく、広くまわりを見る大切さを改めて感じました。

弊社では、ライブコンサート収録以外にも、テレビ番組などの撮影・収録、スポーツ生中継、企業向けのネット配信、ENGロケ、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。まずはお気軽に電話メールにてご連絡ください。お待ちしております!

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