みなさん、こんにちは!映像部の新井です。私は撮れ高に入社して4ヶ月が経ちました。
先日、声優さんのライブの撮影業務をご依頼いただき、ついにカメラマンとしてデビューをさせていただきましたので、今回はそのデビュー戦の内容について書こうと思います。
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実は、カメラマンになるのには下積み期間があるのが通例です。入社して2年〜3年間はカメラアシスタントの仕事を行ってからカメラマンになる方が多いのですが、入社して1年も経たずに、どこの会社よりも早くカメラマンになることができるのが、弊社の強みでもあります。
画出し・配信が止まらないようカメラの電源準備は入念に
今回の撮影業務では、配信と画出しがあり、会場は約570人のキャパでした。使用したカメラは『SONY NX-5R(業務用カメラ)』で、三脚の上にカメラを乗せて固定し、引き画を担当しました。今回はライブということもあり、収録中に途中でバッテリーが切れてしまうと、画出しと配信が止まってしまうため、付属のLバッテリーは使わずに、AC駆動にしました。AC駆動にするとコンセントにバッテリーを挿した状態で撮影を行うため、バッテリーの減りを気にしないで撮影に集中できます。
ただし、AC駆動のデメリットとしては、万が一コンセントが外れた場合電源が落ちてしまいますので、今回はコンセントが途中で外れても撮影が続行出来るように、Lバッテリーも念の為に挿しながら、同時進行の設定を行いました。
※実際、公演中に早速AC駆動のコンセントが外れましたが、Lバッテリーを挿していたので電源は落ちずに済みました。
本番中は「朗読」時のショットの切り替えに苦労
リハーサルでは演者が付けているイヤモニ(イヤーモニター・・・自分の声や他の楽器などが良いバランスで調整された音)の音量確認や立ち位置の確認などを入念に行います。今回はダンスが無く、演者が名曲をカバーして歌うライブでしたので、フォーメーションが変わることはありませんでしたが、1番苦労したのが「朗読」でした。
朗読では演者さんが台本を読み上げるのですが、プロジェクターにタイトルの映像が映ったら、演者とプロジェクターを入れたショット、演者さんがが朗読を始めたら、タイトショット(画面のフレームの空きが少なくなるように撮る)にするなど、考えながら撮ることが大変でした。
遠くに座っているお客さんにも演者さんの表情が分かるようにする為と、配信をご覧になっているお客さんにも楽しんでもらう為にプロジェクターがあるので、常にお客さんが大満足して帰ってくれるようにすることが、私たちカメラマンの仕事でもあると思います。もしかしたらカメラマンはちょっとした接客業なのでは?とも思いました。
終演後は、弊社代表や他社のカメラマンから、アドバイスや次回からの注意点を教わりました。またカメラマンとしてのチャンスがあれば、今回の失敗してしまった内容を次に活かしていきたいです。
弊社では、ライブコンサートやスポーツイベントなどの撮影・収録・中継、テレビ番組の収録、ENGロケ、ネット生配信、企業PV製作、その他映像制作など、幅広く対応しております。まずはお気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)