こんにちは!撮れ高吉田です!
先日、声優の方々が出演する500人規模の会場でのライブイベントの撮影業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加しました。その様子をご紹介いたします。
初めて指示出しを担当
今回業務に参加したライブイベントは、演者の歌や朗読劇などが行われ、私は今回初めて指示出しをさせていただきました。指示出しとは、ライブ中に、次話す人や歌う人をカメラマンやスイッチャーに、インカムを通して、撮影指示を出す業務です。カメラマンやスイッチャーが台本を追わなくても、次に撮る人や、スイッチングする画を決めることができるなど、非常に重要な役割があります。カメラマンやスイッチャーは指示出しの声を信じるため、指示出しが間違ってしまったり、タイミングがずれてしまうと、全てずれたり混乱したりしてしまいます。
前半は、台本を読むだけで精一杯だった為、画を見ずに淡々と台本を読むだけでした。しかし、台本を読むだけでは、現在どういう状況か、次に歌う人が撮れているかわからない為、画を見ながら指示出しする難しさと重要性を理解し、工夫が必要と判断ました。
例えば、テンポの速い曲や、歌い分けが細かい曲などは、全部伝えてしまうと、カメラマンが追えず、誰を撮ったら良いかわからなくなってしまい混乱を招くため、押さえて欲しい人のみを伝える、あるいは、前もって「○カメは○○撮ってください」などと指示することで、撮り逃すことも無くなります。
後半からこのような指示に切り替えたところ、「分かりやすくなった」と言っていただいたので安心しました。
朗読劇の時の指示出しに苦労しました
今回のライブ中に、朗読劇があったのですが、それが一番難しく苦労しました。カメラマンのことを考えて、3つ先のセリフぐらいまでの指示出しをすると、スイッチャーの混乱を招き、かといって1文ずつ指示出しすると、カメラマンや指示出し追いつかなくなることがあるなど、かなり試行錯誤しましたが、結局、最後まで良い塩梅を見つけることができないまま終わってしまいました。
今回は、初めての業務だったこともあり、慣れないことも多く難しかったですが、今回教えていただいた、指示出しのわかりやすいタイミングや、混乱を招かない方法などが理解できましたので、次に活かしていこうと思います。
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