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ライブコンサートの撮影にCAとして参加~パットレールを使用した撮影をサポート

みなさんこんにちは!当社のサイトに訪問して頂きありがとうございます!撮れ高撮影部の小林です。

まだまだ未熟者ではありますが、だんだんカメラアシスタントの仕事にも慣れてきて現場を楽しめるようになってきました。今回はライブコンサートの撮影業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加しましたので、その業務についてご紹介します。

パットレールのセッティングはケーブルに気を遣う

今回の撮影業務では、パットレールを使用した撮影のサポートを行いました。パレットレールとは、何種類かあるレールの中での、一番簡易な特機になります。組み立ても一人で可能で、カメラマンも動きやすい分、カメラアシスタントのケーブル捌きも重要になってきます。

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パンチという布地を地面(時にはカメラ台)に敷き、基本上下への動きと360°回転も効くのでカメラマンの動きをしっかり見ていなければいけません。アップテンポの曲では素早く移動し、コールアンドレスポンスのある曲は、お客さんのリアクションを取る場合もあるので、急な反転でカメラマンの足にケーブルを絡めないようにしなければなりません。その対策として、トライアングルの部分にマジックアームを取り付けることで、ケーブルをレールから離し、捌きやすくすることが可能です。

マジックアームを取り付けケーブルを捌きやすく

その際はカメラマンと相談して、取り付ける場所などの確認が必要です。マジックアームを取り付けてしまう分、カメラマンが移動しづらくなるため、動きの確認をしながら、付ける角度を見極める必要があります。すぐ横に客席があったり、ドリーをつけたカメラが複数台いる場合は、アームの長さを調節し極力邪魔にならないように注意が必要です。

またカメラアシスタントのケーブルを捌く位置も、レールのポジションによって様々で、基本は上下どちらかで引っ張り出しての繰り返しですが、レールの真ん中にあたる位置で出し引きする場合もあります。その際もドリー付きのカメラの動きも見ながらケーブルを捌くので、より注意が必要になってきます。

カメラを離れる際の注意とレールの点検について

カメラを離れる際は、レールの一番端まで寄せ、誰かがぶつかったり、地面の傾きなどで勝手に動く可能性もあるので、下の写真のようにローラーの部分を一箇所反転させて、動かないようにしておきます。レールを固定するために置いている砂袋(ウェイト)とは反対側のローラーを反転させるのが一番安心です。

カメラを離れるときはローラーを固定

RH(リハーサル)終わりにレールの点検をすると、必ず緩んでる箇所が出てきます。その点検はRH終わりと本番前に必ずチェックする必要があります。緩んだ箇所を締める際はその箇所だけを締めるのではなく、一人にレールの端を回らないように持ってもらい、もう一つの端を回らなくなるまで締めることで、緩んでいた箇所だけでなく全体を締めることができます。一箇所ずつやっていては時間も労力もかかるため、この方法が一番手っ取り早いです。

パットレールを何回も経験させてもらうことで、いかにケーブルを引っ掛けないようにするか、自分なりのやり方が見つかってくると思います。

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