みなさんこんにちは！撮れ高映像部の西川です。

先日、漁船に乗ってのロケ撮影に参加しましたので、その模様を紹介していきます。

出発前の準備

今回、弊社にご依頼いただいたのは、カメラマン1人と音声1人でした。機材はカメラはSONYのNX5R、音声ミキサーは、弊社所有のzoomF4を使用。マイクは、漁師の方とレポーターそれぞれひとつずつ、ワイヤレスマイクという構成でした。

集合時は終電で会社に向かい、車輌の到着を待ちます。事前に準備はしていましたが、普段の陸地でのロケとは違い、忘れ物をしても周囲は海という状況のため、出発直前にも、持ち物は念入りに確認して、乾電池等もいつもより多く予備を持っていくようにしました。他にも、カメラのカッパはもちろん、ワイヤレスマイクの送受信機用の水対策なども準備し、港へ出発しました。

撮影開始

港へ到着し撮影を始めるのですが、出発の前に、漁師さんにコメントをもらいたい撮影チームが、普段通りの時間に出発したい漁師さんに、軽く怒られてしまうというハプニングもあり、少し心配なスタートとなってしまいました。とはいえ、漁師さんも文句を言いながらも、ディレクターの要望に応えてくれる方で、険悪な雰囲気にはならず安心しました。

この時に漁師さんにマイクを付けなければならないのですが、時間が限られている状況だと、やはり緊張しますね。緊張してもきちんと取り付けなければ、ノイズの原因となってしまうため、漁師さんに軽く怯えながら（笑）、きちんと取り付けました。

漁場へ移動し漁の様子を撮影

いよいよ出発です。漁船で1番不安なことはやはり船酔いです。自分は少し気持ち悪いかな？程度だったのですが、話を聞いていると、やはり初めての人はめちゃくちゃ酔うということだったので、仕事ができる程度で済んでよかったです。そして、漁場へ移動し、ついに漁が始まりました。

一歩間違えれば海に落下の危険もありますが、弊社のカメラマンは、怯むことなくガンガン攻めて撮影をしていきました。自分自身も、船の端をミキサーを担ぎながら移動するタイミングがあり、「この手が滑ったら海に落ちるなぁ…」と思いながらの撮影でした。

今回のピンマイクは、服の中への仕込みでの取り付けで、普段であれば漁という作業もあるため、衣擦れ音が気になるところですが、船のエンジン音や波の音であまり気になりませんでした。漁が終了し港へ戻ると、改めて確かな地面のありがたみを感じた撮影チームでした。。。

撮影での予備の大事さを感じた海上ロケ

今回、漁自体が5時間ほどでワイヤレスマイクの電池が切れることはなかったものの、残量はわずかとなっていました。海の上で電池が切れる可能性を考えると、心の余裕的にも、やはり乾電池を多めに用意しておいて良かったなと思いました。改めて事前の入念な準備の大切さに気づいたロケとなりました。

弊社ではテレビ番組などのロケ撮影の他、ライブ・コンサートや各種イベントの撮影・収録・中継、スポーツ生中継、リモート収録、ネット生配信など、幅広く対応しております。お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。

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