みなさんこんにちは!撮れ高映像部の西川です。
秋らしい気候になり、野外ライブなどの野外音楽イベントに行きたい季節になってきました!そんな中で先日野外フェスの収録現場にCA(カメラアシスタント)として参加しました。ただ、今回のフェスでは、過ごしやすい気温であったこと以外はとても過酷な現場でした。その理由は雨です。
撮影時は台風が接近していたこともあり、本番日には土砂降りの雨が降ったり止んだりで芝生の地面はぐちゃぐちゃにぬかるんで田んぼ状態。ケーブルやカメラの雨対策はもちろん行いますが、今回はこうした現場での「ヒト」の雨対策について書いていこうと思います。
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機材はもちろんの事自分の身も守る
まず野外現場で必ず必要になるのがカッパです。現場では野外といえども傘は使えないことが多いため、天気の急変に備えて晴れ予報でもカバンに忍ばせておきましょう。また、制作さんの方でカッパを用意してくれていることもありますが、100円ショップレベルのものの場合がほとんどのため、確実に濡れたくない場合は自分できちんとした防水ジャケットやカッパを用意しておくと安心です。
続いて足元の対策です。傘が使えない分、普通のスニーカーだとズクズクに濡れてしまいますので、その状態が気にならない方は良いのですが、嫌な方は対策をして防ぐ必要があります。一番は、長靴を用意することです。
特に今回のような現場のように泥まみれになることが想定される場合は、長靴があると重宝します。しかし、カメラシスタントは本番中もセッティング・撤収中もかなり動きが多いため、普段履き慣れたスニーカーではない長靴だと、脚への負担がかかり疲れやすくなってしまいます。
私自身はそれを考えて、今年の夏はスニーカーサンダルを選びました。こちらは、特に夏のフェス現場だと夕立や通り雨に遭うことが多く、雨に濡れても乾かすことができるという利点があります。自身が何を重視するのか、その現場の環境を考えて長靴かサンダル系にするのか選択します。
想定外の天候への対応
今回のように予想以上に泥まみれになる現場では、普通のスニーカーやサンダル系の靴を履いてきてしまう場合もあると思います。その際には見た目が悪くてもある程度なんらかの対策をすることで、悪あがきだったとしても無対策で業務にあたるよりは随分気持ちのモチベーションが変わってきます。
今回私は長靴ではなかったため、撤収時の泥対策でこのような対策をしました。
ケーブルの雨対策用のビニール筒を足に通し、ビニールテープで固定しました。見た目は最悪ですが。。。泥に埋まったイエロージャケット(ケーブル動線上の通路に敷くもの)等の回収で、隙間から少し染みてしまったものの、靴が泥のチョコレートフォンデュ状態になってしまうことは避けられました。
現場でのこうした小さな工夫で、いかに自分の身を天候から守るのかを考えながら業務にあたるのも、スリリングで楽しいです。あとは見た目も良くできれば…!
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