みなさんこんにちは!撮れ高映像部の西川です。
弊社では、テレビ番組やコンサート等の中継業務だけではなく、YouTube動画制作も行っております。今回は、1本のYouTube動画が出来るまでの流れを追ってみようと思います。
台本制作から収録までの流れ
まず、初めに行うのは打ち合わせと台本制作です。クライアントがどういうことがしたいのか、どのような動画を制作したいのかをヒアリングします。そしてその打ち合わせを元に、必要であれば台本を作成していきます。
台本作成をおこなう中で心掛けなければならないのは、いかに読み手が読みやすいかということだと思います。演者さんはもちろん、スタッフもこれをもとに全てを進めていくので、文字の改行や言い回しにも気を配って作成します。また、かなり大変な作業となるので、シリーズ物の場合、演者さんの名前などはコピペして進めることもありますが、その際に名前の間違いや差し替え忘れに気をつける必要があります。
そして、台本が出来ると(実際には同時並行で行うことが多いですが)、準備に入っていきます。技術的には企画と予算を擦り合わせて、何台のカメラを使用するのか、どのような機材を用意するのかプランニングしていきます。
制作的には、企画で使用するアイテムの準備やシュミレーション、過去にはSNSでのキャンペーンで使用する”映えアイテム”も制作したこともありました。インスタグラム風のパネルを制作した際には、難しくもありましたが完成度の高いものができたので達成感も強く感じました。
数々の準備工程を経て、ようやく収録日を迎えます。自分達が準備したものが現場で役に立っていると、準備して良かったという気持ちになります。無事一日の収録が終わると、撮影した素材の取込み作業に入ります。
バックアップ・データのやり取りにDropboxを使用
弊社では主に大容量のSSDに取り込みますが、並行してオンラインストレージサービスであるDropboxにもアップロードします。こうすることで、万一SSDの破損・紛失でデータが無くなってしまった場合でも、クラウド上にはデータが残っているため、ダウンロードすることで復活させることが出来るのです(もちろんそのような事がないよう普段から細心の注意をはらっています)。
また、ここから編集作業に入るのですが、ここでもDropboxが大活躍します。まず編集チームへのデータの共有がリモートでも可能というところです。Dropboxにアップロードした素材のフォルダのURLを送れば、わざわざSSD等を届けに行かずとも素材の共有が可能です。そして、編集されたデータの共有も同じくアップロードしてURLを発行すれば可能になるので、大幅な手間・時間の短縮となります。
そのようにして何度か確認・修正を繰り返したのち、ついに納品、そして世の中に公開というふうになるわけです。
いかがでしたでしょうか
今回は制作の流れの一例を紹介しましたが、もちろん案件によって方法は大きく変わることもあります。そのようなことがあっても、臨機応変に対応できるよう、努力していきます。
弊社は、Youtubeの動画制作以外にも、コンサートやスポーツ大会などの画出し・収録・中継た、TV番組のロケ・収録、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)