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弊社制作担当のMV撮影業務にフォーカスマンとして参加~ワイヤレス操作の難しさについて

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の西川です。

先日、弊社で制作したMVの撮影で私はフォーカスマンという役割を担当しましたので、その際の様子や注意点をご紹介していきます。

フォーカスマンとは?

フォーカスマンという役割は、言葉の通りではありますがカメラマン(カメラ)の横について、フォーカスを操作する人間のことです。スタジオ収録やロケではカメラマンが自分でフォーカスも操作しますが、映画やMVでは助手がフォーカスマンとして付くことも多々あります。

今回はジブクレーンを用いての撮影だったため、カメラマンでのフォーカス操作をすることが難しく、このような体制となりました。

ワイヤレスでカメラのフォーカスを操作

今回、ジブクレーンを用いての撮影ということで、カメラ横についてフォーカスを操作することは難しい環境でしたので、ワイヤレスでのフォローフォーカスシステムを使用しました。ワイヤレスのフォローフォーカスは、フォーカスマンが操作する部分と実際にレンズを操作するギヤ部分とがワイヤレスになっており、必ずしもカメラ横にいなくても、画を見ることができるモニターさえあれば操作できる大変便利なものです。

ワイヤレスにより操作はよりシビアに

カメラの横に付かないため、カメラは自由に動けてケーブルに縛られることもない、良いこと尽くめと思われがちですが、ワイヤレスにはワイヤレスなりの難点があります。それは、手元の感覚がよりシビアになってくることです。

カメラの横で直接操作する場合は、カメラの動きを直接肌で感じることができるので、自分が感じた感覚と同じように操作すれば良いのですが、ワイヤレスの場合、体はモニター前にあるため、カメラの距離感なども、全て画を見て感じとらなければなりません。

今回は、カメラが直接見える場所でのモニタリングでしたが、以前フォーカスマンを担当した際は、壁の向こうで撮影しているような環境で、かなり難しかった記憶があります。このような環境の場合、カメラの動きが事前に決まっているのであれば、手元の操作ダイヤルに動きの頭と終わりのフォーカス位置をメモしておいて、それを頼りに操作するのが確実になります。

弊社ではMV制作の他、ライブ・コンサートや各種イベントの撮影・収録や、テレビ番組収録、ENGロケ、スポーツ生中継、リモート収録、ネット生配信、映像制作など、幅広く対応しております。まずは、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。

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