皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。
先日、ある食品会社様のPR動画撮影業務をご依頼いただき、カメラマンとして参加しました。芸能人の方がキッチンスタジオで、アレンジレシピを実際に作る光景を撮影しましたが、私自身とても勉強になる撮影だったため、今回はこちらの現場をご紹介します。
調理中は調理の工程を確実に撮影
今回の撮影で一番多くを占めていた部分が、調理中の撮影でした。料理を作っている方はもちろんですが、視聴者が一番観たいのは、作っている手元の映像です。どのような工程で進むのか、また、混ぜ方など特殊な作業がある際に手元の寄りがあれば、観ている方にも分かりやすくなります。私はその手元の寄りを撮影しましたが、材料など含め全て撮るのではなく、やる工程を確実に撮影出来ていれば良いのだと実感しました。
もちろん、演者のセリフに合わせて、そのセリフが示しているものを全てカメラで撮ることが出来れば、編集でも生配信でも問題はないですが、何かを撮影したことにより、その後の大切な工程を撮り逃がすこともあるかもしれません。確実に必要な撮影部分を撮り逃さないように、各カメラの使い所を考えたカメラワークを考えられると、より良いものが作れると改めて実感しました。
インサート撮影は画角をいかに早く作れるか意識
どの番組でもインサートの撮影は確実に発生します。今回のPR動画撮影でもインサートが多少あり、そちらの撮影も担当しました。今回の業務の場合、作った料理に関しては別で撮影出来ますが、「こちらの商品は〜」など、セリフに合わせて商品の近くに手を持って行ったり、また、商品の近くに演者さんがいれば、その手や人が入った状態の商品の寄りが欲しい場合があります。
今回はそのような場面が多かったのですが、演者さんに協力してもらっているので、いかに早く画角を作れるかを意識して撮影していました。そのインサートひとつで観ている方が「作りたい!」とか「欲しい!」と思ってもらえるので、ひとつひとつ丁寧に撮影を行いました。
視聴者の皆さんが実際にテレビで観ている映像には、淡々と流れている中に、伝えたい部分を分かりやすく見せるための細かいポイントが散りばめられています。私自身、今回の撮影でも、伝えたい部分を意識した画づくりを積極的に行ったので、良いものが撮影出来ているのではないかと思っています。
今回は料理する様子の撮影が多かったですが、慣れていないこともあり、苦戦するところもありました。そのなかでの撮影は自分の成長に繋がりますし、新たに知ることもあると思います。今後も自分の成長のために様々な現場を経験していきたいと思います。
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