みなさんこんにちは!撮れ高映像部の西川です。
タイトルにもあるように、今回はタイムラプスをテーマに進めていきたいと思います。タイムラプスについての詳細はぜひこちらの記事も参照いただけますと幸いです。
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タイムラプスですが、最近ではiPhone等でも簡単に撮影できることから、ご存知の方や作ったことのある方も多いのではないでしょうか。そんなタイムラプス 、実はミラーレス一眼である SONY a7Ⅲでも撮影することができるのです。撮影方法は基本的に2通りです。
準備するもの
まず、用意するものはカメラ本体、レンズ、安定感のあるしっかりとした三脚、そして電源です。タイムラプスは多くの場合長い時間をかけて撮影するものです。それをバッテリー駆動で乗り切ろうとするのには少々無理があります。また、途中でバッテリーを交換して画角が変わってしまったら、せっかく何時間もかけて撮影した動画も、途中で画がカクッと動いてしまう、少し残念な感じの仕上がりになってしまいます。必ず電源は必要になります。
方法その①:動画を長回しにする
さて、本題の撮影方法ですが、一つ目はシンプルに「動画を長回しする」です。このやり方だと、基本的に普段通りの動画撮影の設定をして録画を開始すれば良いので、難しい設定なしに撮影することができます。しかし、もちろんデメリットもあります。一つはデータのサイズがかなり大きくなってしまうこと。何時間も動画を撮影すれば当たり前のことですが、大容量のSDカード等メディアを用意できなければ難しいかもしれません。もう一つは、録画が29分で止まってしまうことです。a7Ⅲはビデオカメラではないので、29分で強制的に録画が停止してしまいます。そのため、その度に録画を再開させる人手が必要です。
ただ、少々複雑になってしまいますがこのデメリットを解決するやり方もあります。それは外部収録をする方法です。HDMIでカメラからモニターやポブカムに出力し、そこで録画をすることでメディア容量問題や録画停止問題を解決することができます。録画できたら、編集ソフトを用いて早送りにすればタイムラプス動画の完成です。
方法その②:動画を長回し カメラのインターバル撮影の機能を使用する
二つ目の方法は、カメラのインターバル撮影の機能を使用する方法です。
a7Ⅲには、決まった時間間隔(1秒〜60秒)で自動的に撮影する機能があります。この方法で撮影すると、動画で撮影する方法に比べてデータのサイズも抑えられ、29分で録画が停止してしまう問題も解決します。ただし、撮影回数の上限が9999回のため、撮影間隔の時間を調整して時間を計算しておかないと、こちらも知らない間に停止している可能性があるので注意が必要です。また、静止画をパラパラ漫画のように繋げていく方法のため、音は収録されないため、こちらも注意が必要です(iPhoneで撮影するタイムラプスと同じ感じですね)。
撮影した素材は、SONYが出しているソフトを用いて簡単にタイムラプス動画化できます。
せっかく長い時間をかけて撮影するのですから、iPhoneレベルではなく一眼レフで美しいタイムラプスを撮影したい!と思われる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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