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レース中継現場にカメラアシスタントとして参加〜撤収作業の手順について

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の西川です。

先日、あるカーレースの中継業務をご依頼いただき、現場にカメラアシスタントとして参加しましたので、その現場の様子を紹介していきます。今回は撤収についてです!

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まず、撤収に向けてのミーティングが本番前に行われます。これは、誰がどこの撤収をするのかを明確にし、それにより広い会場内でも無駄なく撤収ができるようになります。

そして本番中に、カメラについていないカメラアシスタント達で、中継車のあるベースで撤収の準備をしておきます。本番に向けて準備した際にごちゃごちゃしてしまった機材、ケーブルや、それぞれのケースなどを整理して、本番が終わって機材が戻ってきた際にスムーズに片付けられる環境を整えておきます。

撤収作業の流れ

私の今回の撤収の担当は、まずひとつのカメラをバラし、迎えの車両が来たら、そこにバラしたカメラなどを載せ一緒にベースまで戻る。それを下ろしたら、再び車両に乗り込み、各カメラを回って回収していく。というものでした。

まず、レースが終わる15分ほど前に最初に担当するカメラの元へ行き、レースの終了を待ちます。カメラマンからOKが出ると、カメラをバラして(この部分はカメラマンさんにやっていただきました。)、カメラの脇に置いてあるケースに収めていきます。レース中継のカメラはイントレ(高い位置から撮影するための台)に乗っていることが多いので、重い機材を落下させたりしないように、より丁寧に扱うことが必要です。

担当のカメラのバラシが終わると、次は車両で各ポジションのカメラの回収に向かいます。この作業に関しては、各ポジションに積まれてある機材を車に積み込むだけの簡単な作業なのですが、車で移動しながら、ケーブルが残っていないか確認する必要があります。

基本的には、カメラの近くのケーブルは各担当の人が持って帰っているのですが、中間地点や、あまりにもベースから遠い地点のケーブルは道路脇に置いたままにしてあることがあり、それを見落としてしまうと、ケーブルの数が合わないということになり、また1から探さないといけなくなるので、地味ですが重要な作業なのです。

今回は、本番終了後の撤収についてご紹介しましたが、その翌日の撤収日についても、次回紹介したいと思います。もう少しお付き合いください!

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