皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。
先日、アーティスト『UK』さんのMV(ミュージックビデオ)の撮影業務をご依頼いただき、制作から撮影、編集至るまで、弊社にて全て担当した記事をご紹介しました。
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今回はMV作成に関わる全ての業務を弊社で担っていますので、普段のカメラでの撮影だけでなく、制作なども経験でき、多くのことを勉強できた現場でした。今回私は制作を担当しましたので、MV撮影における『技術と制作のそれぞれの役割』についてご紹介します。
撮影前の技術と制作のそれぞれの役割
まず当然のことではありますが、どの撮影においても、制作と技術のどちらもいなければ撮影は成立しません。技術は撮影に向けてカット割りの整理や機材の選定、人員の配置など、撮影までの準備に多くの作業がありますが、制作はそれ以上にやることも多く、ひとつミスがあれば撮影が中断したり、酷い場合はそれが原因でワンカットが撮れないこともあります。
そのような緊張感の中、制作業務は撮影で使用する備品の調達やスタジオなどを抑えるなど、重要な業務ばかりだと実感しながら準備を進めていました。特に備品の調達に関しては、起こり得ることを予想して追加で準備することも大切ですが、無駄に増やしすぎても実際必要がなかったり、必要数より倍以上も準備していたりと、その辺の塩梅は難しいところではありました。
慣れていない分、勉強することも多くとても苦労しましたが、皆で協力しながら当日まで準備を進めていました。
スタッフの動きによって変わる撮影進行スピード
しっかりとした準備を終え、撮影当日がやってきました。事前に準備や撮影場所など想定していたこともあり、スムーズに撮影が進んでいきました。弊社ではどのカットにも少しの妥協も許さないので、ひとつのカットを何回も撮り直すことが多々ありましたが、その時間を確保するためには、私たちスタッフの行動が大事になってきます。
セットチェンジや次のカットの準備など、いかに早く出来るかで撮影時間がかなり変わってくるので、MVに関わっている全てのスタッフで協力して進めていきました。結果的に少し押して終わりましたが、全ての人が納得のいくものが撮影出来たので、いつも以上の達成感がありました。
今回の現場では初めての制作の仕事で、分からないことばかりで学ぶことの多い現場でしたが、今後同じような撮影があれば今回の経験を糧に準備からしっかりやっていきたいと思います。さまざまな現場を経験出来るからこそ、その全てを自分が出来るようにならないといけないと思いますので、ひとつずつでも出来るように日々頑張っていきます。
今回ご紹介したMVに関しましては、引き続き公開されておりますので、是非ご覧ください。またMV撮影を考えておられましたら、ぜひとも弊社までご連絡頂けますと幸いです。
弊社は、MV制作のほか、ライブコンサートやスポーツ大会などの画出し・収録・中継以外にも、ENGロケ、ネット配信、動画編集など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。 お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
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