皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。
先日、バラエティのスタジオ撮影の業務をご依頼いただき、CA(テレビカメラアシスタント)として参加しました。最近は音楽番組の現場に参加する事が多かったので、久しぶりのバラエティ番組収録だったんですが、その現場のコンセプトが少し変わっていたので今回はこちらの現場をご紹介します。
『今後の日本』について考えるバラエティ
今回参加したバラエティ番組は、『このままの日々を過ごしていくと、未来では日本が恐ろしいことになってしまう』という、未来について考えるコンセプトの番組でした。何百年も先の話をしていると、一見今の暮らしを変えても、未来は変わらないのではと思ってしまいがちですが、その1日が積もることで未来に大きな影響を与えてしまうという、とても考えさせられる内容でした。
限られたスペースで工夫しながらの撮影
今回はスタジオが少し小さかったこともあり、セットを組むとカメラが入るスペースが無いほどの撮影場所でした。しかしそんな中でも、セットとセットの間からカメラを出すなど、撮影しながら臨機応変に対応することが求められました。
これは撮れないだろうと思うところも、スペースを見つけてそこでしっかり撮影しているカメラマンの方々を見て、多くの映像を撮影している経験があるこそ対応できることだと感じました。カメラ自体は5台ほどでそこまで多くなかったのですが、狭い中でもクレーンを使って、躍動感を与えつつも他のカメラで1ショットやグループショットを逃さずにしっかり撮影しており感動しました。
複数の固定のカメラを使用した収録
今回は演者さんが座って話す番組だったため、小型のカメラを机に置いて画を作ったり、俯瞰の映像を撮るために小型のカメラを天吊りで仕込んだりと、固定のカメラを多く使っていました。このような動かさなくても良いカメラを使用することで、カメラ台数も増えてバリエーションが増えますし、画角を決めて確実に撮影できるように設置しているので、リアクションなど逃すことなく撮影できるのでとても便利です。ただ各カメラに映像回線とは別に電源を引かないといけないので、有人のカメラよりは手間がかかりますが、人がつかなくても良いのでカメラの数を増やすためには持ってこいです。
今回はバラエティ番組の収録現場について書きましたが、このような勉強になる現場はいくつもあります。仕事をしながらこれから生きていく中で大切なことを学べたり、変えた方がいい生活など学べるのでとても良い現場だと感じることが多いです。バラエティ以外にも様々な番組がありますが、今後も色んな現場の撮影に携わっていきたいと思います。
弊社では、テレビ番組の撮影・収録の他にも、スポーツに関する撮影や生中継ライブ・コンサートや各種イベントの撮影・収録ENGロケ、ネット配信など幅広く対応しております。まずは、お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
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