映像技術解説

撮影現場でよく使用されるモニターの種類や用途について

皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。

コロナ情勢の影響で、どの撮影現場も中止や延期ばかりが続き、中継現場などは1ヶ月以上参加しませんでした。映像伝送する際に使用するケーブルも随分巻いていないので、普段通りの現場の日々に戻った時に50mや100m分しっかり手ハチや置きハチ(ケーブルの巻き方)が出来るか正直心配です(笑)

まだ現場経験の浅い後輩の教育もあるので、今のうちに出来ることはしっかりやって支障が出ないように頑張っていきたいと思います。

さて撮影現場の話にはなりますが、ライブコンサートの撮影現場ではビューファーを覗きながら撮るのは体勢的にも無理がある場合が多いので、ほとんどのカメラマンは外部モニターを使用しています。

一言でモニターと言ってもモニターにも種類がありますし、カメラによって使うモニターが違います。そこで今回は撮影現場でよく使われるモニターをご紹介したいと思います!

VFM-058W

これは5.5インチのモニターで、人気の高いVFM-056WPが進化した解像度1920×1080のフルHD液晶パネルで、高精細な映像が映し出されます。

ライブコンサートでは主に三脚ドリーのカメラによく使われることが多く、5インチなので少し小さいですがライブを撮影するには十分綺麗に見えますし、モニター自体も軽いので三脚につける際もノガアームでしっかり固定できるのでVFM-058Wはおすすめです。

BT-LH910G

BT-LH910G は高精細・高機能の放送業務用ポータブルモニターで、このモニターは先ほどのモニターより大きい9インチで、三脚ドリーのカメラでVFM-058Wより大きいモニターを使いたい時や40倍のズームレンズがついた大型のカメラを使用する時に使うことが多いです。

ライブ以外でもロケのインサートを撮る際にディレクターに見せるモニターに使っているのをよく見ます。9インチなのでVFM-058Wよりも重く、固定するにもマジックアームを使用するのでバイクスタイルで使用するときはバランスを取るのが大変ですが、大きい分見えやすいのでライブコンサートでは最適です。

ただし、カメラと三脚のフリクションごと外して別ポジションへ移動する際は重たいので、気をつけないと腰を痛めたりするので注意が必要です。

HDVF-EL75

このモニターは7.4型有機ELカラービューファインダーで長玉やバイクスタイルのカメラで使用しています。放送用のカメラの上の部分に付けることでそこから電力供給されモニターを起動します。

特に長玉では欠かせないと言っていいほどこのモニターを使っており、トラッカータリーのケーブルを引かなくてもタリーが点灯するのでとても便利なモニターです。左右がアームのようになっているので上下の高さを変えられるのはもちろんのこと、モニターの角度も変えられるのでぺデスタルの長玉でも対応可能な万能モニターです。

ただし、放送用カメラの上に取り付けないと起動しないので、放送用カメラを使用しない場合は使えないのでご注意ください。

この他にも当然モニターはあり、クレーンのオペレーターのところでは見えやすいように17インチほどの大きいモニターを使いますし、スタジオでは演者さんへの返しにもモニターを使用します。

モニターはどの撮影現場でも使用しますし、ライブコンサートのカメラマンにとっては無くてはならないものです。このような撮影を補助する機材により、良い画が撮れますし、演者さんも撮られていることを理解できます。さまざまな機材の中でもモニターの存在は大きいのだと改めて実感しました。

弊社では、ライブコンサートの画出し・収録、TV番組などのロケ撮影の他、ドラマやPVの撮影、スポーツ中継、ネット生配信、ZOOMを使用した収録など、様々な映像技術に幅広く対応でき、海外案件や映像編集も得意としております。まずはお気軽に電話・メールにてご連絡ください。

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