みなさんこんにちは!撮れ高 映像部スタッフの村上です。
先日、サッカーの中継現場にCA(カメラアシスタント)として参加しましたので、その現場での業務についてご紹介していきたいと思います。
今回参加したサッカーの試合の中継では、VARが全カメラに導入され、VARに関する業務のアシスタントを主に行いました。
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現場での主なアシスタント業務
VARとは、ビデオ・アシスタント・レフェリーの略称で、サッカーにおけるビデオ判定を主に担当する審判員のことを言います。
主にVARのアシスタント業務は、VAR車から中継車にもらう同軸を2本と、中継車からVAR車にもらう同軸をカメラ台数分引きます。そして、連絡線としてキャノンを一波引き、クリカム(クリヤカム・・・ Clear-Com社の有線のインカムです )を準備します。そして、ピッチセンターには、レフェリーが映像を見て判定するモニターを準備します。
そのほかにも、VAR車からピッチセンターまで引っ張った光ファイバーで、映像、音声がVAR車からくるように繋げます。光ファイバーはとても繊細なケーブルで、取り扱う際にはかなり慎重に作業を進めていました。
同軸を引っ張ったりする作業はこれまでのCAの業務と同じような作業ですが、ピッチセンターでのモニター出しは、今まで見たことのない機材を使っており、まず覚えることから始めないといけないなと思いました。
ピッチセンターに準備してあるモニターは、選手入場が終わると、選手が通ったセンターのところまで持ち運び、レフェリーの方が判定をする際、いつでもすぐ見れる場所にセットしました。
今回の現場ではいつものCA業務とは少し違ったVARの業務を行いましたが、少しずつ業務を覚えていき、サッカーについてもっと興味を持てるようにもしていきたいなと思います。
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