みなさんこんにちは!撮れ高映像部スタッフの村上です。
普段はライブコンサートの収録の現場などが多いなか、最近ではスタジオ収録や、生放送などの現場に行かせていただくことが増えてきました。
そこで今回は、CA(カメラアシスタント)のスタジオの収録業務について、普段行くことの多いライブコンサート収録現場と比べながらご紹介していきたいと思います。
スタジオではカメラの設置とケーブル引きを担当
私が行かせていただいた収録スタジオでは、5〜6台のカメラを使用していました。スタンダードカメラ、ハンディーカメラ、クレーンなどのカメラです。そのカメラをまずポジションまで持って行き設置しました。
次にケーブル設置です。スタジオには端子盤が所々に設置されており、そこからケーブルをポジションまで一本で引いていきます。普段はライブコンサート の現場が多いので、いつもベースからポジションまでケーブル1本で引けることなどほとんどなく、カメラ台数も何十台と出るので、収録スタジオでのケーブルの少なさに驚きました。
クレーン用の光ケーブルとACをポジションまで引いて、後は結線するだけでセットできます。
スタジオでの調整作業
収録スタジオでの調整作業は、ライブコンサート現場での調整とは違い、全カメラを一気に調整をすることができます。ライブコンサートの現場では、一台一台ポジジョンまでグレースケールを運んで、暗幕(黒い布)をカメラに覆いながら調整を行います。
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しかし、スタジオでの調整作業は、グレースケールをスタジオのセンターに照明が当たるように置くだけです。このように、カメラのセッティングとケーブルの引き方、調整作業の行い方だけでも違いがあり、 ライブコンサートの現場と比べると、スタジオの方が手間が省けている作業が多くあります。
最近は、様々な現場に行かせていただくことが増え、行くたびに知ることがまだまだたくさんあります。これから、知らないことを少しでも少なくしていけるように精進していきたいと思います。
弊社では、スタジオ収録やライブコンサートの現場だけでなく、ENGロケやスポーツなどの各種イベントなど、たくさんの現場の案件に日々励んでおります。ビデオカメラマン、スイッチャー、VE、音声、照明、 カメラアシスタントなど、ご入用の際はお気軽にお問い合わせください!
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