皆さんこんにちは!撮れ高 映像部スタッフの西村です。
先日、とある局で行われた歌番組の生放送の現場にCA(テレビカメラアシスタント)として参加させていただきました。
スポーツの生中継は経験がありましたが、番組の生放送は初めてだったので、緊張もあり少し不安でしたが、これも良い経験になりました。今回はこの現場をご紹介いたします。
局内のスタジオ以外にも別室から中継
今回の現場はテレビ局のスタジオを2室使用した大規模な生放送で、各スタジオにカメラマンが5、6人体制で行なわれ、2、3曲ごとに撮影するスタジオを交代する流れでした。
カメラは、4台ペデスタルに乗った長玉で、残りはドリー付きの放送カメラでした。これは普段の歌番組の収録ともあまり変わりませんが、生放送だけにやり直しが効かないので、スタジオ内は緊張感がすごかったです。
この他に、今回は生放送中に局内の別室での中継があったので、そこにも放送カメラを出しましたが、スタジオ内と違い、その部屋には端子版は存在しないので、1つのスタジオのベースから直引きで数十メートル離れた部屋まで引きこみました。
このようにすることにより、スイッチャーがスタジオ内ではないこのカメラのスイッチを叩くことで、中継を繋ぐことができ、有線なので無線のように映像が途絶える心配もなく安心して中継先に繋ぐことが出来ます。生放送にはこのような工夫でミスなどがないように気をつけています。
中継先の放送カメラの業務をサポート
今回はスタジオ内ではなく、中継先の放送カメラにつきました。中継自体は1時間に1回くらいのペースです、待機の時間が多かったのですが、中継時間は決められており、演者さんとカメラなどの技術が協力しないと、時間内に収まらなかったり、変な映像が流れてしまったりするので、こちらもスタジオとはまた違った緊張感がありました。
トータルでも5分に満たない時間ではありましたが、他の現場以上に集中し、ケーブルがしっかり出るように何度も巻き直したりしました。その結果何事もなく終えられましたが、ライブコンサートを1公演やったくらいの疲れがありました。
今回はしっかり集中ことの大切さがよく分かりました。普段の現場では、何回もやっていることなので、慣れなどから気が抜けてしまったり、集中していなくてミスをしたりすることもあるので、どの現場でも1回限りだと思い、集中してやっていきたいと思います。
簡単なことでミスをしていれば、難しいことは絶対出来ないので、どんな小さいことでも確実にやっていきたいと思いました。
弊社は、このような番組の生放送・中継以外にも、ライブコンサートの生中継やネット回線を使用した生配信(有線LANなしでも対応)など、映像技術に関する業務に幅広く対応できます。まずはお気軽に電話・メールにてご連絡ください。
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