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バラエティ番組のドッキリロケにCAとして参加~マメカムなどを使用した撮影をサポート

みなさんこんにちは!撮れ高映像部スタッフの村上です。

先日、某バラエティ番組のドッキリロケにCA(カメラアシスタント)として参加しましたので、その現場での様子を紹介したいと思います。

今回の現場では、タレントの方が7つの変装をして、一般の方が多くいるところに行って、偽ロケを進めているタレントの方に気付くか気付かないかの検証ドッキリのロケ現場でした。

技術チームは、偽ロケの班と変装しているタレントを追いかける本隊の班の2つの班に分かれて撮影を進めていきました。

今回私がアシスタントに付いたのは本隊の班だったので、偽ロケの班とは違い、堂々と機材などを使用したり撮影をしたりできません。ターゲットに気付かれてしまうと、企画を台無しにしてしまう可能性があります。

タレントさんに気づかれないように注意して撮影

今回の本隊でのロケでは、一般の方を装って撮影を進めていたので、服装はよくある現場での黒服ではなく、街に馴染むような私服で現場に出ます。

そして、CA(カメラアシスタント)の現場で基本持っておくCAバックも持ってはいけません。カメラのバッテリーや、メディアを持ち歩くには、普通のリュックなどに入れます。黒服だったり、バックに付いた養生テープやガムテープなどで怪しまれたりする事のないようにします。

今回のようなドッキリロケでは、偽ロケ隊が次の撮影場所に移動する時間内に、本隊チームは、タレントの方の次の変装の着替え待ちと変装後の撮影、街に紛れ込んだ変装したタレントの方のインサートなどの撮影を終えなければなりません。

偽ロケ隊のペースでどんどん進んでいくので、ゆっくり準備している時間はありませんでした。

カメラマンが隠し撮りしているカメラについて

今回の現場はドッキリロケということもあって、隠しカメラをたくさん使用しました。まず、ロケが始まる前の打ち合わせの様子を撮影した1つ目の室内では、マメカム(小型カメラ)を8台セッティングしました。その内1台は、表情や心境を抜く隠しカメラとして準備しました。

表情や動きを中心に撮影する隠しカメラや、全体的の雰囲気を俯瞰した隠しカメラなど、さまざまな視点から見るカメラをセッティングし、全部の隠しカメラが見ることができるように準備しました。その隠しカメラに気づかれないように、セッティングするのも細心の注意が必要でした

カメラマンがタレントさんを追って撮影しているカメラは、3台のうち2台はマメカム(小型カメラ)で、1台はOsmo Pocket(小型の手持ちカメラ)を使用して撮影をしていました。

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マメカムはデジタルビデオカメラのような形をしていて、それにレコーダーも繋がっています。普通に持って撮影をしていると怪しまれてしまう可能性があるので、カメラ本体を上手く隠して待ち、レコーダーはバックの中に入れて持ち歩いていました。

このように普段の撮影現場とは全然違い、撮影してる様子を気付かれて、怪しまれてはいけないというのは初めてで、その分注意する点も多く大変でした。

現場の流れを掴むのに苦労しました

初めてのドッキリでの現場は、想像以上に慌ただしく現場が進んでいて、現場の流れを掴むのに一苦労の状態になっていたので、これから次に何をするべきか、何が必要なのかを考えて動けるようにしていきたいなと思いました。

これから様々な現場に行く事が増えていきますが、またいろいろな知識を身につけて、現場で役に立てて行けるよう精進していきたいと思います。

弊社は、バラエティー番組のロケ撮影以外にも、スポーツやライブコンサート、各種イベントの生中継・収録・画出し、ネット回線を使用した生配信業務(LAN回線なしで対応)、ミュージックビデオの撮影、VP(ビデオパッケージ)の制作など、映像技術に関する業務に幅広く対応でき、海外案件も得意としております。

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