こんにちは。撮れ高 スタッフの本橋です。
みなさんは普段何気なく見ているバラエティ番組やドラマ番組、映画などの「音」について考えたことはありますか?今回は映像に欠かすことのできない音声について注目していきたいと思います。
音声関連機材豆知識
音を収録する際によく使用する機材としてあげられるものは、ミキサー、マイク、ヘッドホンです。ロケ番組や街で行われている取材で、肩から四角い機材をかけてマイクを持っているのを見たことがある方もいらっしゃると思います。
あの四角い機材がミキサーです。マイクを接続し、音が小さすぎたり、大きすぎて割れてしまうことがないようにミキサーを使って整音作業をします。ロケに行った時は歩きながらミキサーを使用することもあるので、周囲に気を使いながら正確に整音をしなくてはなりません。
次にマイクについて説明します。マイクの種類はたくさんありますが、よく使用されるマイクは、ガンマイクとピンマイクです。
ガンマイク
まずガンマイクは、マイクブーム( 先端にマイクを取り付け音を録る竿・棒です )に専用のマイクをつけて、声を発する人の口元を狙ってマイクを向けます。口元に正確にマイクを向けられるようにマイクブームを高く持ち上げ、音を拾うようにします。
長時間ブームを持ち上げなくてはならない為、腕の筋力と持久力を養わなくてはなりません。ガンマイクはロケ番組やドラマの現場で使用されることが多いです。
ピンマイク
ピンマイクは、テレビを見ているときに目にする機会が多くあると思います。小さなマイクを胸元に取り付け、声を拾います。バラエティ番組でピンマイクを使うこたはもちろんですが、ドラマの撮影でもピンマイクを使って収録することがほとんどだそうです。
ピンマイクはバレないように服の中に仕込んで撮影を行います。バラエティ番組の収録で、演者さんが多い時は、ピンマイクの数も増えるため、その分ミキシング作業も忙しくなります。
機材だけじゃない!音をつくるお仕事
なんとなく音声の機材について理解できたでしょうか?現場での撮影が終わり、編集が終わった後には、MA(マルチオーディオ)という音声編集作業をします。
このMAの作業でテレビで放送出来るまでの質になるように編集していきます。効果音やBGMなどもこのMAの作業でつけていきます。ドラマなどは生活音や必要だと思われる音を付け足したりもします。
私達が見ている番組に当たり前についている音たちは、たくさんの機材とプロフェッショナルの力で出来上がっています‼︎みなさんもこれからは時々映像だけでなく音にも注目しながら番組を見てくださったら嬉しいです!
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)