皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。
先日バラエティ番組の収録業務をご依頼をいただき、久しぶりにバラエティ番組のENGロケにCA(カメラアシスタント)として行かせていただきました。今回のロケの現場ですが、最初は演者さんありのロケの後に、インサート撮影のみのロケがありました。
今回の撮影は、またいつもとは違った意味で大変でした。今回はそのロケの現場をご紹介します。
撮影環境に合わせてしっかり事前準備
この日の最初の仕事は「サウナ体験」の撮影でした。撮影したサウナはロウリュ(フィンランドに伝わるサウナ風呂 )と呼ばれるもので、室内では熱波師と呼ばれる人が、お客さんにタオルで仰いで熱波を浴びせていました。熱波を浴びることでサウナ室内の温度よりも体感温度が20度くらい上がり、いつも以上に汗を掻くことが出来ます。インサート撮影のために熱波を浴びさせてもらいましたが、とても熱くてすぐに汗が吹き出てきました。
サウナのロケで一番大変なのは、カメラなどの機材が、サウナの熱によって熱くなってしまうことです。サウナの熱で照明を取り付けていた棒が素手では持てないほど熱くなったり、カメラ本体もサウナの熱で熱暴走してしまったりなどのトラブルを過去に経験しています。今回のENGロケでは、そのあたりを見越して、カメラを数台用意したり、照明の支え棒は手袋をして持っておくなど、事前に準備していたこともあり、スムーズに撮影が進みました。
現場での実際の業務について
ロケ中は照明を当てる業務が中心でした。演者さんを当てながらカメラマンの後ろをついていくのが大半ですが、その後のインサート撮影は、商品の物撮りだったため、その商品が綺麗に見えるように 照明の当て方など工夫しました。
インサート撮影は、この照明があるのとないのでは大きく異なり、照明がないと影が出たり、商品自体が暗くなったりと、ものすごく差が生まれます。観ている方が「買いたい!食べてみたい!」と思うような商品になるようにするためにも照明はとても大切です。
様々な環境で起こるトラブルにもしっかり対応
今回はサウナのロケが中心でしたが、普段からスーパー銭湯などでサウナに入るのが好きなため、この暑さは私にとってさほど苦ではありませんでしたが、熱波師による熱波は普段体験出来ないので、撮影の仕事ではありましたが、とても良い体験ができました。
普段と異なる様々な環境下の撮影業務は今後も体験すると思いますので、トラブルが起こってもスムーズに対応できるように頑張っていきます。
弊社はTV番組のENGロケの他、ライブ・コンサートの撮影・収録や、各種イベントの撮影・収録・画出し、スポーツ生中継、リモート収録、ネット生配信など、幅広く対応しております。まずはお気軽に電話・メールにてお問い合わせください。
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