こんにちは、撮れ高スタッフの佐々木です。9月の後半から10月の前半まで約2週間ほど、撮影業務でインドへに行きました。今回はそのロケに関するお話です。
学生時代に3年間ほど海外へ留学した経験があるため、外国に対する不安や緊張などは特にありませんでしたが、生まれて初めてのインドで、出発前にもいろんな方にインドのことを聞いていたため、多少の心構えは必要だと感じていました。
そんな海外ロケに日本から準備して持って行くべきものなど、注意点などと合わせて話してみたいと思います。
ドキュメント番組の撮影に参加
具体的な業務内容ですが、ドキュメント番組撮影のCA(カメラアシスタント)として参加しました。現地では主に風景をメインにとり、現地の方々にその風景についてのインタビューする撮影などがメインでした。その他は現地の街並みの撮影などを行いました。
具体的な現場での業務は、レンズを変えたり、屋外の場合は太陽光で反射するカメラの画面が見えるよう対処したり、また移動が多いため機材管理や荷物運びもありました。
海外ロケならではの持ち物①~ビニール傘
まずは、自分が実際に持って行ったものを紹介します。ハサミやテープ類などの道具は、普段からカメラアシスタントが持ち歩いているものなので、省略させていただきます。他現場で持ち歩かない物を中心に紹介します。
はじめに、ビニール袋です。現場では基本的に雨対策として使われる事が多かったです。インドでの移動手段はほとんどが車での移動でした。移動する際、トランクに入らなくなった荷物は屋根の上に積まれていました。移動中に雨に降られてしまうと全て濡れてしまいますので、荷物の上からビニール袋をかぶせて雨養生する用に使いました。
インドに着いた初日、スタッフみんなのスーツケースが屋根に乗っけられ、雨が降った影響でスーツケースの中身がほとんど水没するという事がありました。機材以外の雨養生にも使えるので、大きめのビニール袋は持っていた方がいいと感じました。
海外ロケならではの持ち物②~木製のクサビ
もう1つは木製クサビです。木製クサビというのは、よくドアが閉まらないように下に挟んである、三角形の木のことです。海外には日本のように、ドアのストッパーが付いているホテルが少ないので、機材などの荷物を運ぶ時に木製クサビがあるとスムーズに作業を進められるため、持って行きました。
ドアを開けておく他にも、海外の開延長のないエレベーターがある時は、エレベーターに挟んで開けておくこともできます。頻繁には使っていませんが、持っていて助かる場面は多かったです。
海外ロケならではの持ち物③~コンセント変換プラグ
そして、今回一番重要だと感じたものは、コンセント変換プラグです。何回か海外へ行ったことのある方ならわかると思いますが、日本のコンセントの形と違う国が数多く存在します。今回行ったインドのコンセントも日本の物とは違う形をしていたため、日本から持ってきた充電器やその他の電化製品を使うことができません。
実際にインドに来るまでどんな物かは分からなかったのですが、一応持ってきていたコンセントの変換がこの海外ロケで一番大事なものでした。もし持っていなかったら、カメラのバッテリーなどの充電ができませんでした。
初めて行く海外ロケで日本では経験できない事もあり、貴重な時間を過ごせました。日本と異なる文化で飲食には特に気をつけた方が良さそうでした。一応、体調崩した時用に、薬なども持参することをお勧めします。
弊社では、近年多くお問い合わせを頂いているネット生配信に力を入れており、インターネットのネットLAN回線がなくとも全世界生配信できるノウハウと実績を持っております。