制作日記

音声業務の社内研修~実際のロケ現場を想定しカメラや音声機材をセッティング

こんにちは。撮れ高 映像部の野尻です。

先日、音声の社内研修を行いました。良い映像を撮ることはもちろん大切ですが、音声もとても重要です。映像が撮れているのに音声がしっかり録れていないと、せっかくの映像が台無しになってしまいます。今回は、実際のロケを想定したセッティングに関する研修の内容をご紹介します。

スムーズに撮影ができるよう必要最低限の機材を装備

使用した機材は、弊社所有機材のミキサー(ZOOM F4)に、ワイヤレスピンマイク(sony)、インタビューマイク、ガンマイクを使い、カメラ(NX5R)と接続しました。

研修ではロケ現場を想定したので、ミキサーは専用バックに収納し、そこにすべてのマイクやケーブル、予備バッテリーなど必要なものを装備しました。ケーブルの長さがどれぐらい必要か、予備のバッテリーはどれくらい持っていた方がいいかなどを考え、多すぎず少なすぎず適切な量を準備し、出来るだけ必要最低限の分を準備して、重くて負担にならないように注意しました。

また、ロケ現場でスムーズにができるように、ケーブルのとりまとめ方などを工夫するようにしました。そうしないと、ロケでは移動しての繰り返しになり、長時間の現場になるととてもストレスになりますので、その点を考慮しながら準備をしていきます。

マイクやミキサーに関する技術的内容をレクチャー

そしてミキサーにマイクを接続し、マイクレベルとラインレベルの違い、マイクにはダイナミックマイクと、ファンタム電源(マイク入力端子から電力を供給するシステム)が必要なコンデンサーマイクがあることや、ワイヤレスマイクの周波数の変え方、ガンマイクの音の録り方などをレクチャーしました。

マイクなどの入力とカメラ側の接続が完了してから、ミキサーの扱い方も練習しました。入力レベルの切り替え方や、基準信号 1kHzの出し方、フェーダーの操作、ミキサーに入力されている音や出力されている音の確認の仕方など、基本的な使い方をやりました。一通りの接続と確認が完了したら、実際にすべてを身にまとい、現場を想定して構えてみました。

事故につながらないよう周辺環境に配慮して実践

今回は事務所内での研修で、天井が低かったり、障害物があったりしましたが、現場でお店の中など室内でする際は、周りのものに細心の注意を払いながら立ち振る舞わないと、事故につながるのでその辺も気にしつつ実践しました。特にガンマイクは、長い竿につけているので注意が必要です。

これからも、現場でスムーズなができるように練習を重ねたいと思います。

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