制作日記

映像技術解説~ライブ会場やテレビ収録で使用するケーブルにも様々種類があります

はじめまして! 撮れ高 映像部の阿久津です。

以前のブログ、【映像技術解説~ライブ中継や画出しの現場で使われる『光ケーブル』の実力をご紹介!!】で、光ケーブルについて紹介しましたが、ライブ会場や現場で使用するケーブルには他にも様々種類があります。今回は、主にライブ会場やテレビ収録で使用しているケーブルを3種類紹介します。

同軸ケーブル

同軸ケーブルは、軟銅線の中心導体の外側に、絶縁体と呼ばれる発泡ポリウレタンがあり、その周りに外部導体のアルミ箔や編組(へんそ)が同心円状に配置され、その外側にシースと呼ばれる外被がある構造のアンテナケーブルです。

また、正式名称を高周波同軸ケーブルと呼ぶように、高周波信号を効率良く負荷側に伝送する目的で利用されています。『効率良く』というその意味は、信号源の電力が負荷側に伝送ロスを最小にして、負荷側で反射が生じない条件で伝送するということができることです。断面が同心円を何層にも重ねたような形状になっているため、同軸と呼ばれています。収録現場では映像をモニターに出力する際に使用されます。モニターに同軸ケーブルがさせない場合は、対象の変換器を使用しなくてはいけません。

キャノンケーブル

キャノンケーブルは音声用に使用するケーブルです。カメラとミキサー(音をミックスしたり切り替えたり、バランス等を調整しスピーカーに送る機械)を繋ぐ際や、スタジオのマイクやステージマイクに繋げる際に使用します。マイクの中でもコンデンサーマイク(高音質マイク)に使用されることが多いです。接続部から抜けにくく、バランス接続であり、ノイズが少なく音質が良いとされています。キャノンケーブルがあるのとないのでは、音の録れ方が全く違うのです。

また、ケーブルの延長が容易にできる点やロック機構で抜けにくい点もメリットです。ミキサーの入力側のショート防止を優先し、機器同士をオスとメスのケーブルで接続する利便性を取ったために、一般の電子機器と逆に、マイクなど出力側がオス、ミキサーなど入力側がメス端子となっています。

ACケーブル

大元の電源を運ぶ電源コードです。電源元と電流を流したい対象物を繋ぐ際に使用されます。対象物はモニターや照明など、バッテリーで電源を流すことのできない機材です。我々が使っているスマートフォンの充電コードと同じ役割をしています。

様々な現場で使うので、スムーズに準備が出来るようにケーブルの種類、役割をしっかり覚えておくことが必要です。

 

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