制作日記

映像撮影現場で使われるテープの種類と使い方について

こんにちは、撮れ高スタッフの宮坂です!今回は映像現場の業務で使われるテープの種類と使い方について紹介していきます!

カメラアシスタントの業務では沢山の種類のテープを持ち歩きます。ガムテープや両面テープなど、馴染みのあるテープなども使いながら用途に応じて使い分けます。

養生テープ

まず最初に養生テープ、これは通称石油テープとも言われます。名前の通り養生をするテープです。壁や床に貼っても傷や跡をつけずに剥がすことができます。テレビ業界の仕事では、ケーブルを引くときにケーブルに養生テープを貼ることがあります。何故かと言うと、ライブ現場はお客さんが通る場所にケーブルを引かなければならない場合があり、足に引っかかって転んだりしない様、養生テープを貼ったりします。その他はバミリに使ったり、機材に貼って番号を書いてナンバーリングしたりします。色も使い分け、大体が、緑、白、黒の色の養生テープを使用する確率が高いです。白い壁沿いに貼るなら白いテープを、緑の養生シートに貼るなら緑のテープを、と言うように出来るだけ目立たない色を使うように心がけています。

ビニールテープ

次にビニールテープです。これも良く使用します。ビニールテープもこの仕事に関わらず使われたりします。例えば、水道管の凍結を防ぐために水道を温めるケーブルを止めるのに使用したり、日常でも使用することがあります。この仕事では、ケーブルを抱き合わせる時やケーブルをナンバリングする時、雨養生を付ける時に使用します。ビニールテープにも色の種類があり、黒、白、グレー、赤、黄色といっぱいあります。これも養生テープと同様に物にあった色を使用したり、文字が書けるように白を選んだりと理由はいろいろあります。ビニールテープは少し引っ張りながら貼るとキツく巻けるので、テープの特性も覚えておくと便利です。

その他のテープ

その他には、パーマセルテープ、ガファーデープがあります。パーマセルテープは紙のテープで、ガファーデープが布テープになります。パーマセルテープはつやを無くしたテープなので、カメラ本体に貼ったりとか、目立ったないようにしたりするため使用します。ガファーテープは布で出来ていて蓄光性があるテープです。グリーンバック(クロマキー用の背景)の布を押さえたりする時や小さい三角形に切りマーキングを作ったりします。このテープはかなり強力なので剥がれにくいです。

 

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