映像技術解説

人気上昇中のスタビライザー搭載カメラ『Osmo(オズモ)』について

こんにちは!撮れ高部スタッフの平良です!

近年音楽イベントやコンサート、ライブ収録の現場で必ずと言っていいほど見かけるカメラがあります。それはOSMOMOVIといったジンバルカメラです!MOVI自体はジンバル(スタビライザー)のことで、カメラは別途用意しなければいけないのですが、OSMOはカメラとジンバルが一体型のものや、専用のアプリをダウンロードしてスマートフォンと組み合わせてしたりするスマホ連動型のカメラになります!プロの現場でも使用されるOSMOとは一体どんなカメラなのか、体験も交えつつ今回ご紹介していこうと思います!

さっそくですが、まず最初にOSMOを使用してされた動画をご覧ください!

このように走ったり上下に揺らしても画がブレることなく、ぬるぬるした動きを可能にしたカメラがOSMOになります!一体どんな機材を使って撮ってるのか気になりますよね?それがこちらになります。

引用:https://www.dji.com/jp/osmo

画像のスマートフォンの大きさから比較しても分かるように、とても小さいんです!少し大きめのペットボトルくらいです!(笑)

私たちのような技術会社、特にライブコンサート中継や収録の現場スタッフの視点から言うと、カメラスペック(収録資料)にOSMOと書いてある場合は、カメラから中継車間やVEベース間への映像を伝送するケーブルを引かなくて済むので、アシスタントからすると少しありがたかったりします(笑)この事からも分かるようにOSMOは基本、本体内収録のカメラで、シリーズにもよりますが24p/30pの4K収録にも対応しています!さほど大きくもなく、手軽に持ち運びできるカメラからは想像も出来ないようなハイスペックさに技術の進歩をとても感じます!

話は変わりますが先月、都内某所で行われたBS放送の新番組のロケに助手として参加させて頂いたのですが、その際も発注して頂いたクライアントの技術会社さんから、本番中は制作が回すとのお話でOSMOを1台持っていきました。私は以前からOSMOについて色々調べたり実際に触る機会もあり、セッティング方法や運用方法も知っていたので、ディレクターさんにそれを教えていたところ「カメラ詳しそうだしアシスタントくん撮って!」と言われ、サブカメラとしてOSMOで本番させて貰った経験があります!番組も初回収録で手探りの部分があっただろうし、カメラマンの方ともご一緒によくお仕事をさせて貰っていたので、「いい画撮ってね頑張れよ!」とケツを叩いてもらいロケ収録を行いました。

実際にしてみて分かったんですが、バッテリー交換やメディア交換のタイミングがとても重要かつ時間を奪われるいうことです!外部バッテリーから電源供給も可能ではあるんですが、機動力に影響が出てしまったり、長時間で熱を持ってしまったりと不安要素もあります。現場によって柔軟に使いこなせるように、多くの機材に触れて感性を磨いていこうと思います!

 

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